バッテリー交換
(2006/01/22)


本来ならバッテリー交換ごときでネタにすることもないのですが。

今回はちょっとワケアリというか自分への戒めというかにより掲載です。


なにがあったかというと・・・
2006年1月21日、関東地方に大雪が降りました。
・・・いや、私の地元のこと思えば「ふ〜ん、積雪9cmか」という程度なのですが、いかんせんこちらはまず雪の積もらない地域。見事に交通麻痺してしまったわけです。
で、私の住むところでもけっこう降ったわけですが、車には約15cmほど積もってまして、これを降ろすのが本日の作業でした。

そして、あらかた降ろしたあと一応点検しておこうということで、セキュリティを解除しドアを開けて車に乗り込みキーを挿して、ドライブ・イグニッション!
・・・・・・・・・・・・あれ?エンジンかからない?
もう一度回してもダメ・・・というかセルモーターを回そうという努力すらしていない。(汗)
「なんで?さっきセキュリティのLEDは点滅してたよな?セキュリティ解除で集中ドアロック開いたよな?」
おそるおそるソーラーチャージャーのバッテリーチェッカーボタンを押すと・・・1個も点灯しねぇ。○...∠\_
はい、完全にバッテリー上がってました。
恐らくは集中ドアロックのモーターを回すのが最期の力だったと思われます。

昨年12月10日に秋葉原までXbox360を購入するために走って以来、これっぽっちも動いていなかったのでバッテリーが上がってしまったというのが事の顛末ですね。

いやぁ〜、「動かさないとまずいかなぁ〜?」とは思っていたのですが、セキュリティのLEDはちゃんと点滅してたしまだ大丈夫だと思ってたんですよねぇ〜。
結局、全然動かさないとバッテリーは40日持たないということが分かりました。
使っていたバッテリーは2004年4月に交換していたものなので、もうすぐ2年経つというものでしたから、まだ1年近くはいけたはず。そう考えるとやっぱセキュリティって電気食うんだなーということで。

とりあえず、買出しに出かけたわけです。
買出し
近所で車のバッテリーを買える場所・・・徒歩20分のイエローハット。
ホームセンターのほうが安そうなのですがそこは徒歩40分。
バッテリーなんて重量物抱えて40分も歩けないので、イエローハットで決定!

道中あれこれと考えていたのは「バッテリーの容量上げようかなぁ?」ということでした。
で、店に到着しバッテリー眺めてたら店員に捕まった。orz
「バッテリーをお探しですか?」
「ええ」
「型は確認されました?」
「はい、D23Lです」
「その前の数字は?」
「75です」
「でしたら、このあたりの商品が・・・」
(そんなものは見りゃ分かるっつーの)
その後色々と当たり前の基礎知識を延々と喋ってくるので聞き流しつつ、候補を選択。
店員が奨めて来たのは、(1)よくあるタイプの安いバッテリー、(2)自己診断能力付きのバッテリー、(3)設計が従来品と違う高性能バッテリーの3種類。
(1)は1.7万円で今使っているものと容量が一緒だったので却下しました。
(2)は日立が出した新型のもので、お値段・・・2.8万円。
(3)は2.4万円しますが今までとチョット違うということで興味がわいたオプティマ。
結局、ここはガツンといってみようということで(3)を選択。
バッテリーの残量はソーラーチャージャーのチェッカーで見えるし、残量なくなってきたときの警告機能は特に要らないし。

「本日はお車ですか?」
「いや徒歩です(っつーかバッテリー上がったから買いに来たって言ったじゃん!動かん車でどーやって来るんだ?)」
「交換作業のほうは・・・」
「それぐらい自分でできるからいいです。それより交換後の廃バッテリーは持って来れば処分してもらえますか?」
「こちらでの作業でない場合、通常ですと315円の手数料を頂いてるのですが、今回はレジのほうに話しておきますので、お持ちいただければ無料で回収します」
(恩着せがましいこと言ってんじゃねーよ!ホームセンターはタダが当たり前だっつーの!)

そして、レジを済ませて商品受け取り・・・って、袋も紐もなしかよ!?抱えていけってか?!
決めた、次回はここではぜってー買わない。
店からの帰り道はこんな状況です。
車道はキレイに除雪されていますが、歩道は凍っててガリガリ。
そんな中を重量10kgを超えるバッテリー抱えて歩くわけです。

「頑張れ」3回唱えても、パワー全開になんてなりません。(謎)
途中で休みつつ、ひーこら言いながら帰ってきました。

坂が多い横浜を心底恨んだ瞬間・・・。
交換作業は・・・
金払ってやってもらうようなもんじゃないですよ。
ちょっと力が要るので、女性には大変かもしれませんけどね。

さて、これが今回買ったバッテリーです。
なんか通常の液が満たしてあるタイプと違い液をセルにしみこませてあるタイプということで、液漏れがないという話でした。
容量は1サイズアップの80です。

オプティマ・バッテリーの紹介についてはこちらがいいかと思います。
ただ、この記事は海外品のもの。今回買ったのは日本仕様なのでちと違います。
モデルナンバー的には925Sに近いですかね。
取り出すとこんな風です。

あれ?端子は?・・・あ、カバーが付いてんのか。
こちらがお亡くなりになったPanasonic。

比べてみると形状が全然違いますね。
さくっと取り付け。

取っ手が付いてると非常にやりやすいというのを実感しました。
店員の対応は気に入らなかったけど、このバッテリー形状は気に入った。w

大きさも通常のものよりちょっと小さい感じですね。
角が無いせいもあると思うのですが。

でも、重さは全然です。
Panasonicのバッテリーを持ったときに「あれ?軽い!」と感じましたんで。
容量上がってるんですから当然とも言いますけどね。
で、さっそくエンジン回してみます。

エンジンのかかりもいい。
今までよりすばやくかかる。
新品バッテリーだからというのを差し引いてもこれは始動性高いです。
高いだけのことはあるな。

そして、この仕打ちです。
バッテリーなくなってたので、オーディオもセキュリティコード入れないと起動してくれません。
当然、いろいろ設定していたものもすべて無くなってます。orz
作業を終えて・・・
バッテリーを店から運ぶのが一番大変だった・・・。腰痛い・・・。
車さえ動けば・・・と思ってもノーマルタイヤでは駐車場から出ることすら困難な状況ですし、だからと言って雪が溶けるまでこのまま放置というわけにもいきませんし・・・。

とにかく、エンジンかけずに40日放っておくとバッテリーなくなるというのは分かったので、今後はせめて2週間に1度は車を動かしてあげようと思います。
今回買ったオプティマのバッテリーは充電率も従来品よりよくて短い時間で沢山溜まるらしいですし。

実はBOSCHのバッテリーっていうのも考えたんですけどねぇ〜。
さすがにここのはお値段が半端じゃなくなるので、いけませんでした。
いや、2.4万も十分半端じゃないですが。
でも、高いバッテリーってそれ相応の性能持ってるんだなーと実感した作業でもありました。