ECUチューン


スーパーオートバックスでのシャシダイによる測定結果です。
マフラーはフジツボ NewレガリスR type EVORUTION、
その他、ECUとエアクリ以外は完全にどノーマルです。

測定方法としては、MT車は4速全開での測定です。
レブリミッターまで回してもらう事も可能ですが、一応7000rpmまでとしてもらいました。

<純正ECU + 純正エアクリ>

<Prova SSECU + BLITZ SUSパワーエアフィルター>

測定結果(こうしてみるとカタログ値っていったい・・・?)
純正ECU
Prova SSECU
カタログ値
馬力
260.4PS / 6179rpm
273.3PS / 6321rpm
280PS / 6500rpm
トルク
31.1kgm / 5654rpm
31.4kgm / 5700rpm(※)
34.5kgm / 5000rpm
ブースト圧
0.98kg/cm / 6499rpm
0.99kg/cm / 6140rpm
※)SSECUでは34.9kgm / 437rpmというのがグラフにありますが、微妙に信用ならないので省きます。
437rpmってアイドリングの約半分の回転数ですし・・・。

コ メ ン ト
まず交換して思ったのが、『下のトルクが上がった』というのですね。
レガシィに限らず4WD車によく言えるのが、車庫入れ等の切り返し時にハンドル切った状態でクラッチ繋ごうとすると、よくエンストするんですよ。で、レガシィは下のトルクがないもので、ちょっと気を抜くとすぐにプスンってなったのですが、交換してからは繋ぐのが楽になりました。当然、普通の発進や坂道発進も楽です。
グラフのほうではなんか低速のとこで波打ってますが、恐らくギヤチェンジのときのものではないかと・・・。
実際、同じギヤでこんなふうに変化されては乗ってるほうはたまらないでしょうし。(笑)
ブースト計の針も同一ギヤでこんな動きかたしたことないですし・・・。

あとはやはり『トルクの谷間の減少』ですね。
もちろんシステム的なものなので完全に消えることはありません。消すにはシングルターボ化か常時ツインターボ化のどちらかですから。
で、マフラー変えたときにも実はショックが減ったのです。乗ったことがある人はわかるのですが、ノーマルはツインターボになるときにカックンと前につんのめる様なショックの後、グーーンというパワーの出方をして一気にレブリミットに向かっていくのですが、マフラーを変えただけでこのカックンというショックが柔らかくなったのです。
そして、ECUを交換することによりそのショックは更に小さくなり、「ん?なんか一瞬もたついたかな?」という程度まで軽くなりました。
この変化がグラフの谷間の現象という形で出てくるのかと思ったんですけど、変わりませんねぇ・・・。

そのほかの数字を見比べても、ノーマルとほとんど大差ないでした・・・なんでだろう?
私の他に、何度かこの車の運転を(長時間)している2名にハンドルを握ってもらい、感想をもらったのですが、同様の返事が返ってきたので間違いなく良くなってるんですが・・・。

とまぁ、グラフや数字上では体感上の変化を表すものが出てこなかったという、
少々不本意な結果に終わってしまったのですが、
肝心の体感面では大満足ですので、まぁヨシとします。

あとはプラグを交換したり、アーシングを行ってからもう一度測定してみたいですね。(笑)
けっこう楽しいです、馬力測定。