iPod導入
(2005/12/02)


SWRF2005の時に顔を合わせたmsts945氏がこういいました。
「FX-9000にiPodを繋ぐとCD-RW作らなくて済むので便利ですよね」

確かに、新曲とかを仕入れた際にいちいちCD-RWを焼きなおすのは面倒です。
私の場合はHDX-700のミュージックセラー機能があるので、
新曲はHDXのHDDへMS(メモリースティック)で書き込んで、
ある程度たまったらCD-RWに書いてFX-9000へ回すという方法を使っています。

しかし、所詮CD-RWは700MBです。
あれもこれもと欲張った場合はどうしても1枚に収まりきらない。
かといって何枚かに分けて作っても結局全部は聴かない。(※実体験による結論)
ならば、ポータブルプレイヤーを接続してジュークボックスにしてしまったほうがいい。

方法は色々あるのですが、
iPodの場合はKENWOODから接続キットが発売されていることが決め手でした。
これならば電池切れを気にすることもなく、
使い慣れたFX-9000のコンソールからiPodを操作でき、
沢山の曲を管理できる。

そんなわけで、今まで見向きもしなかったiPodというものに手を出してみたのです。(笑)


思い立ったが吉日?
なんのためらいもなくヤフオクでiPodを購入。
あ、でも1週間ぐらいは情報仕入れたりしてますよ。

モデルは「M9830J/A」というやつです。
iPod photo 60GBになります。

私の持ってるmp3データが40GBほどあるので、これが必要となりました。(爆)
まぁ、その40GBの中にはダブりのデータや使えないものも入っているので、丸々全部をiPodに入れることはないですが・・・。
この『KCA-iP500』というものさえなければ、iPodを導入しようなんて考えは起きなかったはず・・・。(苦笑)
意外とケーブル長があるので助かります。

接続ユニット→センターユニット:1m
iPod→接続ユニット:2.5m
面倒なのは配線だけ
今回は床をめくったりせずに配置することを目指しました。

・・・要は面倒だっただけとも・・・。(´Д`;)

そんなわけで接続ユニットはここに配置!
あまりセンターユニットに近いと、ラジオの受信にノイズが乗ると説明書にあったので、ちょっと悩みました。
当初の候補地にはフィルムアンテナのブースターが居るため、もしかしたらそっちに影響がでるかもしれなくなり、検討する必要があったのです。

しかし、ここならそばにはサイドブレーキだけなんで問題ないだろうと。
・・・アンプへ向かうRCAケーブルにノイズが・・・とか言われなきゃ。
この接続キットはLX-BUSでチェンジャーのようにiPodをコントロールするものなので、このようにLX-BUS接続をします。

はい、左の方法だとHDX-700によるタッチパネルでのFX-9000の操作が不可能になります。
ただ、今まで使ってみた経験から、タッチパネルによるオーディオコントロールは要らないかなぁ?という結論に。

どーせ、HDXからiPodをコントロールすることはできないですから、この際HDXにはナビのお仕事に集中してもらおうかと。
いざ、接続
配線が終わったらとりあえず繋いでみます。

すると、iPodのディスプレイに『KENWOOD』とロゴが表示されました。
これで接続はOKですね。

なお、こうなるとiPod本体でのクリックホイール操作は一切受け付けなくなります。
FX-9000はどうなるのかというと、こうなります。

iPodって出てくれたらいいのに・・・。(無茶)
そして、iPodはこんなふうに固定することにしました。
FX-9000から操作ができる以上、どんなに運転席から遠くても関係ありません。
なお、このiPodですが、オークション時の写真では分からなかったちと目立つ傷が2箇所ほどありまして・・・。

当初は「シリコンケースでも買って綺麗に使おうかなぁ?」なんて考えてましたが、傷のおかげでそんな気は全く失せました。(笑)

保護フィルムを貼ってあったのですが、液晶とクリックホイールのとこ以外は全部剥がして、無防備な姿をさらけ出しております。

傷は勲章じゃ!!(ぇ
まとめ
まぁ、配線とかは問題ないんです。新たに電源を取る必要もなかったですしね。
ただ、説明書を読んでて気になった『直射日光に当てるとコネクタが変形して使えなくなる』という一文だけが、どーも引っかかります。
そもそも、車内ってのは暑くなるのが当然のスペースなので、熱対策はそれなりにしてあると思うのですが、それでも気にしないといけないほどのものなのか?
ダッシュボード上は夏になると凄いことになるので、それのことを言ってるのか?
しばらく様子見をしないといけないかもしれません。

なお、これですぐにエンドレスミュージックを楽しめるのかといったら大間違いでした。
iPodの使い方・・・・・・いや、iTunesの使い方に泣かされることになったのです。
その顛末はこちらにて。
使用してみて・・・
実は上記作業が終わったのは二日前のこと。
それからこの公開までの間・・・iTunesと格闘してました!!(爆)
なんだかんだでiPodにデータを転送して使えるようにするまでにかかった時間は・・・20時間!!(゜д゜;)
まぁ、その苦労の片鱗は上のリンクから飛んだとこにある記録を見てもらえばいいと思いますが・・・。

で、本日実際に使うことができたのですが、使ってみた感想は・・・『あんま快適じゃないかも』・・・ってヲイ!

何が気に食わなかったか。
まずはFX-9000での表示。プレイリスト名を表示させたときに『D01-○○○○』と表示するのですが、これがD10までしか表示できない!D11はD01、D21もD01と表示してしまうのです!
まぁ、これはそもそもがCD-R/RWのデータを操作することを目的に設計されたものなので、欲を言っちゃいけないとも言うのですが、なんとかならなかったものかと・・・。
あと、目的の曲を探すのに2行表示では非常に探しにくい。というか表示は1曲づつですからね。
そして、一番の問題がレスポンスが微妙に悪い!!
FX-9000のほうでの操作から1テンポ(0.5秒ぐらい)遅れて動くのです。
CD-R/RWやHDX-700のデータを操作するのはけっこうスイスイだったのに、なんでiPodの操作がこんなに遅いのか?
iPodも、単体操作のときはクリックホイールも快適に動いてるので、考えられるのは通信の関係。
まぁ、そもそもがiPod対応品ではないので仕方がないのか・・・?

ただ、この問題点は垂れ流してたりランダムプレイで放置してる分には関係のないことですからいいのかも。
別に曲と曲のつなぎ目で空白が開いてしまうようなことはないですから。
っつーか、運転中にちょくちょくいじるようなことも普通は考えられないし・・・。