Syms リアタワーバー取付け
(2006/09/04)


なにげなくオークションで「レガシ syms」と検索したら、こいつが見つかりました。

この商品、たいていでは多くの敵が現れ、
開始価格では落とせないことが多いのですが、
今回、まったく敵が現れず、そのまま落とせてしまいました。

リアタワーバーはリア開口部が大きいワゴンには有効なパーツですが、
セダンにはそれほど重要度は高くないパーツだと思ってます。
セダンはリアストラット付近で純正のつっかえ棒が入ってますからね。
リアタワーバーを入れても劇的な変化は期待できないと思ってたのです。

でも、安く買えたんだから使ってみようよ。w


現在購入できるのは2種類のみ!
こちらが、そのSyms製タワーバーです。
CUSCOからも出てますが、やっぱり御三家のパーツのほうがいいと思います。(気分的にw)

※オークションでは今回買った価格より少し安い値段でCUSCOの新品が買えます。(苦笑)

BDのリアタワーバーなんて作ってる会社は、2社しかないんですからね〜。
簡単取付けという訳にはいかない
まずはリアシートを外します。
この、ストラットのネジを外さなければならないのですが・・・。
これじゃ無理だな。周りのパネルも外そう。
この穴をタワーバーが通るわけですが、見るからに内装が干渉しそうです。
とりあえず、ここまで外してみた。

そして、数分後Cピラー部分の内装も剥がす。w
タワーバーも一度分解しないと取付けられません。
おい、シートベルトのリールが邪魔でラチェット使えないじゃん!
リールが邪魔で入らねーよ!!
そして、しっかり干渉。

ここはカッターで内装を切ります。
こんなふうに、切込みを入れて対応しました。
シートベルトのリールを外すことでようやく収まるの図。
左リアも同様。
しかも、こっちはアンプからのアースやリアスピーカーのケーブルが邪魔をする・・・。

アンプ導入時にはこんなとこまで考えてませんから!
これで大丈夫だよな?・・・たぶん。
あとはバーをネジで固定して終わり。

個人的に思うのですよ。
ここは純正でアーチ状になってるんだし、この裏側にはごつい□形状のバーが入ってんだし、リアシェルフの下だって鉄板。
そんなとこにバーの1本入ったとこで劇的な変化が出るのかと。

インプレッサなんかでは、この開口部に鉄板を貼って剛性を増すという方法があります。
特にGC8はトランクスルー機能もありませんので、そういうのならば効果的だとは思うんですが、レガシィではそれもやりにくいですしね〜。
「Syms Racing Team」のロゴはこっちから見えるように取付け。ww
あとは、シートベルト取付けて、内装戻して、リアシートを組み付けて・・・。

作業中、写真のように外に放置してたため熱くなってたシートは布団のように太陽の匂いを・・・するようになんかなりませんでした。w
以上をもって、全工程終了!

・・・ディーラーとかでやってもらったら、いくらかかってたかな?(汗)
っつーか、シートベルトリールとかの締付けトルクが適当なんだけどいいのかな??
作業を終えて・・・
これだけやるのに約2時間。
まさかシートベルトを外すことになるとは思いませんでした。その手前までは予想してたんですけどね。
本来ならストラットマウントのナットは再利用不可のはずですが、都度新品買ってるわけにもいかないので再利用です。
もっというと、このナットは締付け時に「1G締め」とかやらないといけませんし。
ま、素人がやることですしね。フロントのタワーバーなんかしょっちゅう外してんだし。
それに、またストラット交換するときにはディーラーがやり直すんだから、それまでの・・・っていつの話だよ!w
効果のほどは?
さっそく出かけてみたのですが・・・。やっぱそれほど劇的な効果は分からなかったです。w

いや、確かにリアの剛性がアップしたような感じはしたのですが、以前どこかの記事で読んだような「驚くほどの効果」は感じられなかったのです。
あ、リアサスペンションの動きがしっかりしたなって感じはしました。
まぁ、そりゃストラットマウント同士を繋いだんだから、そのあたりの変化を感じるのがごくごく普通なんじゃないかとも思うのですが。

リアの剛性アップを感じるのに一番いいのは段差を越えてみることだと思い、ちょっと試してみたのですが・・・いたってフツー。w
やっぱ純正状態でそんな簡単にねじれが発生するような設計になってないんだよ、この車は。