バイザー交換
(2004.06.19)


この車を買った当初は、冬になるとスキーに行ってました。
「スキー行くならキャリアは必須!」
の精神の元、キャリアをつける準備を・・・。

しかし、納車された車のバイザーはキャリア非対応のノーマル形状。
仕方なくキャリア対応型へ交換してもらいました。<全部実費

んで、使ってたのですが・・・。
1回目の車検を目の前に車上荒らしに遭い、右バイザー破損!
悲しみの中に「また工賃込み3万か・・・」と思いつつディーラーへ。

「これなら直さないほうがお金的にも・・・」
というディーラーマンの声を聞きつつも一応在庫調べてもらったところ・・・、
「すいません、あのタイプはもう生産してなくて、在庫もないそうです」Σ( ̄□ ̄
ないものはしょうがないのでそのまま乗ってました。

ところが、経年劣化等で各所にヒビが入ってきてみっともなくなってきたため、
「バイザーレスにできませんか?」とディーラーへ。
すると「剥がした跡が他のところと色が変わってしまうので見た目が・・・」との返事。
「ん〜、となると結局また3万仕事か・・・。それもやだな・・・」

そんなある日オークションでBD5用の中古バイザーが!
ディーラーにBGとの違いを聞くと「Rがセダンとワゴンで違うんですよ」との返答。
「ならば落とすしかあるまい!」ということで落札。

そのバイザーの交換記録です。


準備
こちらが、落札して届いたバイザー。
中古の割にはヒビもなくかなり程度はよいものだと思いました。クリップが1箇所なかったですが、それは承知の上で購入したのでOKです。

縁に灰色で見えるのが、古い両面テープです。
まずは、こいつを剥がすところから始まります。


※すべての作業を1日で終わらせるなんてことは、ハナから無理な話でしたので、これは前日夜の作業です。
さて、どうやって剥がそうかと悩んだのですが、いろいろ試したところ、手持ちのカッターのグリップについてるヘラがなかなかよいことが判明。

これでゴリゴリと削ります。
あまり力を入れるとバイザーが割れてしまう危険もありましたが、なかなか頑丈でした。
さて、剥がせるにしても限界はあります。
「その限界の先をどうするか?」と悩みました。さすがにこの状態で貼るとみっともないでしょうし・・・。
思いついたのが「コンパウンドで削ってやれ!」って技でした。
ちょうど、古い洗車用具箱の中に液体コンパウンドがあったので、これで削ることにしました。
まぁ、落ちること落ちること♪使用方法は間違ってるかもしれないけど水をかけて濡らした状態で(なんとなくバイザーに傷が付くのを極力避けたかった)せっせと磨いて、最後にすすいで乾燥させて完了。
これが大変
今日は台風が来る直前の最後の洗車チャンスということで、1ヶ月以上放置で汚くなった車を洗車。
ついでにバイザーも交換してしまえ!ということで、朝早く(6時30分起きは通常の仕事より早い(笑))から作業開始。
うらぬす氏のアドバイスで、「釣り用のミチイトが良い」と聞いたためいくつか用意。(出所は内緒♪)
いくつかといっても0.8号と30号ですが、最初は0.8号で十分だと思ってたものの、あっさり切れてしまいました。
そこでさすがに太すぎるだろうと思っていた30号を使用。
しかし、これが大正解。
面白いように剥がれていきました♪

見難いですが、赤い矢印のとこにあるのがミチイトです。
とりあえず剥がすと、左の写真のようになります。

これでは困るので、昨晩と同じヘラを使用する方法でゴリゴリ削ります。

※これが意外と塗装を傷つけませんでした。
まぁ、もちろん気をつけて作業したのですけど。
ゴリゴリ削った結果。
これでもまだ困るので・・・・・・やっぱりコンパウンドで削り落とします。

・・・これが地獄の始まりでした。
あまりコンパウンドを使わないほうがいいだろうということで、少なめでやったのもあるのですが、なかなか取れない!
この作業を始めたころはだいたい7時30分頃。
30分やって進んだ量が・・・全体の1/10ぐらい。(爆)

エアツールとかなんか道具を持っていれば良かったのかもしれませんが、そんなものないですし買いにいく時間でもないしお金もないし(笑)そのまま手で続行!!(無謀)
作業が終わって削りカスとかを水で洗い流したのが、大体午後1時ぐらい。
途中、新たにオークションで落札したものが届いたりして中休みはちょっとありましたが・・・約5時間30分かかったことに・・・。

んで、作業の跡を見てみると、あまり他のところとの違いはなく、ディーラーのメカニックが言ってたような酷い状況には見えません。
・・・しかし、よ〜くみると微妙に黄色っぽいんです。
あと、前回バイザー交換のときに作ったと思われる塗料の剥げやそれをとりあえず色塗って錆びないようにした跡などがボロボロと・・・
普通見ない場所だから分からないと思って、やりたいようにやりやがったな?名○□スバルめ!

とりあえず、これでは錆びてしまう場所もあるので、バイザー取り付けることにして、洗車スタート。
貼り付け
以前のバイザーのクリップの跡が残ってたので、その場所を頼りに座標を決めて、ドア開閉の邪魔にならないかを確認し、仮固定。
その後、残していた両面テープの保護シートをテーブルマジックのように引き抜いて貼り付け。

これが個人的に思いついた、一番簡単でかつ綺麗に仕上がるであろう貼り付け方法。
ってーか、たぶんちょっと考えれば誰でも思いつくであろう方法だが・・・。(苦笑)
左側も同様に♪

テープの保護シートが剥がれていくのはなかなか気持ちよかったです♪(自己満足)
しかし、調子に乗ってるとミスします。(笑)

何故か、保護シートとともにメインの両面テープも剥がれかけて・・・。
今更やり直す気にもなれない(また同じ時間がかかる)ので、目をつぶります。

ってーか、もう勘弁してくださいって気分だったので。
作業を終えて・・・
工賃が高いから自分でやってお金をケチろうと思って始めた今回の作業ですが、まぁ、この苦労を3万でプロが(ちょっと手抜き気味に)やってくれるというのを高いと考えるか安いと考えるか・・・。

数年後、このバイザーがヘタってまた交換となったときに同じ作業が出来るかどうかは非常に疑問です。(笑)

結果的には「なかなか上手に出来たじゃん♪」って思います。
そう思わないと今この記事を書きつつもジンジン痺れている両腕が救われません。(疲)
効果のほどは・・・?
とりあえず、バリバリになってボロボロになってたバイザーが綺麗になったので良いことです。

しかし、すぐに雨なんだよなぁ・・・。(てか、この記事を書いてる今現在外は大雨・・・)
果たして両面テープは耐えてくれるのだろうか?
貼り付けてから雨が降るまで約5時間ほど・・・。ちゃんと固着してくれたのだろうか?
まぁ、この雨が上がってからもちゃんと貼り付いていれば、もう大丈夫ということで・・・。