デッドニング編


ここではデッドニングの風景を紹介します。


剥がす(2005/09/14)
まずは内張りを剥がします。

・・・え?手順はどうしたって?
まぁ、BD/BGもBE/BHも多少形は違えどほぼ一緒なので、よそさまの立派な記事を参考してもらい、ここは割愛ということで。(爆)

いや、決して面倒だったから写真撮らなかったとか、撮るのを忘れてたなんて言ってませんよ。(滅)
次にビニールのシートをひっぺがします。

とりあえず、ブチルゴムがそれはもうスライムのようにでろ〜んと伸びまして大変な状態に・・・。(汗)

昼下がりのお日様の下ってのが良くなかったのかな?
それとも、ブチルゴムってこういうものなのか?
あれっ?これってレジェトレックスじゃない?

なんでこんなとこに中途半端に貼ってあるんだ?
どーせなら、完璧に施工しておいてくれれば良かったのに・・・。

確か、BD/BGにはKENWOODの6スピーカーシステムを搭載したモデルもあったけど、あれはレザーシート装備なものだけで、この車はそうじゃなかったはず・・・。
というか、そんなモデルがこんな中途半端な作業のワケないだろうし・・・。
おや?この黒いのはなんだ?

触ってみると非常に硬くプラスチックかなにかだと思われます。
いったいどういうものなんだろ?
でまぁ、残ったブチルゴムをガムテープで取ります。

ちまちました作業です。
素手でやってたのが災いして、手がブチルゴムまみれになったのはご愛嬌。(笑)

しかし、全部綺麗に取れるわけじゃありません。
こちらは助手席側。

こっちに貼ってあるレジェトレックスは、ちゃんと横向いてる・・・。運転席のは斜めだぞ・・・。

ところでこれはどうしたらいいんだろ?
A)剥がす・・・ブチルゴムで貼ってあるので大変
B)よけて貼る・・・なんか面倒そう。(滅)
次にパーツクリーナーでせっせと汚れを落とします。

上の作業で落としきれなかったブチルゴムも、ここで確実に落としておきます。

いや、パーツクリーナーって凄いですね〜。
あれだけ残ってたブチルゴムがみるみる落ちていく。
というか吹きつけた瞬間に溶けるような感じで。
助手席側も同様に。

パーツクリーナーは気化性も高いので、ちょっとスプレーしてはウエスでふき取るという作業になります。

脳裏をよぎるのは坂●英二でした。(笑)
『一かけ三こすりサ○ポール♪』
大活躍のパーツクリーナー。
ホームセンターで特価299円!!
840mlも入ってるロング缶だったのに・・・。

ウエスは買ってくるのを忘れたので、ちょっとボロくなったシャツを流用。
ってーか、これで十分。
レジェトレックスを張る前に・・・(2005/09/16)
アームをコルゲートチューブで保護します。
上がドアロックのバー、下がドアオープナー。

ブチルゴムがくっついたら、二度と動かなくなること請け合い。
助手席側も同様に。

なんでプラパーツの色が違うんだろう?
さぁ!貼るぞ!
ガムテープ使ってブチルゴムを剥がしてた頃、宅配便屋さんが来てブツを置いていきました。
ナイスタイミングだ!
適当な大きさに切って貼っていきます。

最初から貼ってあったレジェトレックスは・・・無視!
2枚重ねのほうが強力になるだろ!!
アームの裏側はこんな風に施工。


ちなみに、レジェトレックスを切るのはごく普通のハサミを使いました。
いや、確か商品説明かなんかでそんなことを読んだので・・・。

実際はブチルゴムだらけになって苦労しました。orz
でも、ブチルゴムはガムテープで剥がせるから・・・。
切って・・・ブチルゴム落として・・・切って・・・の繰り返しをすることに。

新しいハサミ買お。
まぁ、失敗もするわけで・・・。

一度貼ったらなかなか剥がれないし、剥がれたらブチルゴムが残るのでまたガムテープで剥がして、パーツクリーナーで仕上げて・・・の作業になるので、ここはこのままです!
こんな風になりました。

一番奥のがちょっと浮いた感じになってますが、それが上の写真の部分です。(苦笑)


この状態で、ちょっとドアを外側からノックしてみたところ、「コンコン!」という音が返ってきました。
試しに助手席側をノックしたら、「ガンガン!」というか「ゴンゴン!」というか・・・とりあえず、鉄板を叩きましたって音が返ってきました。
こんなに変わるもんなんだと驚き、また嬉しくなってしばらく叩いて遊んでました。(笑)
助手席側も同様に処理します。

施工箇所は黄色の囲み部分。
こういう形にシートを切って貼り付けました。
上のほうは、下のサービスホールから両手を突っ込んで、手探りに近い感じでの作業となりました。
時々ボルト穴を覗き込んでみたりとかも・・・。

ちなみに、これだけ貼ってレジェトレックス1枚のだいたい4/5ぐらいを使った計算です。
左右ですから2枚弱。
エプトシーラーも貼る!
レジェトレックスと一緒にエプトシーラーも購入しておいたので、同時に到着してます。

結局2枚買いました。
サイドビームから下の部分に貼ってみました。

上にも貼ってよかったのですが、なんとなく貼る気分になれなかったので却下。
実際は、エプトシーラーの枚数が2枚しかないことも不安材料に。
左右ドアの下半分を張るだけで、3/4ぐらい使っちゃいましたから。
こんな感じで切って貼ってます。

ただ、ここまで来てから「ちょっと大きく貼りすぎた」ことに気付きまして。
けっこういっぱいいっぱいに貼っちゃったんですよ。
アウターの方は雨水が入ってくることも考慮しておかないといけないので、下にあるサービスホールへの水の流れを邪魔してはいけないのです。

しかし、一度貼ったものをいまさら剥がすワケにもいかず、「まぁ、なんとかなるさ!」ということで片付けることに・・・。(爆)
 ここまで作業して、日が暮れたのでとりあえず終了。
 アウターパネルに貼ったものが、ドアのウインドウ上下に邪魔になってないかの確認のため、ウインドウスイッチを取り付けて、エンジンをかけてみました。ついでにスピーカーも繋いで確認。
 しかし・・・エンジンのかかりが・・・悪い・・・。あっ!ルームランプ付きっぱなしだった!!(爆)
 まぁ、こんな笑いネタも振りまきつつエンジン始動・・・そしてヘッドユニットが目を覚まし、音楽再生。
 「・・・・・・えっ?なに、これ?」
 これが素直な第一感想です。一応、内張りを剥がす前に、施工前はどんな音だったか覚えておこうということで同じ曲をエフェクトなしで再生してました。
 ボリュームをちょっと上げた状態ではあったのですが、確実に音が違う。内張りがないと音の聞こえ方が違うという話もあるようなのですが、これは明らかにそれだけの問題じゃない!
 今までは聞こえなかった音が聞こえるようになってます。車から降りてみましたが、外への音漏れもない・・・。中で聴く音量から考えると、今までなら音漏れしてたはずなのに・・・。

 この後、インナーのデッドニングをして、アンプを入れてスピーカーケーブルも変わるとなるとどこまで変化するのやら?そして、私の耳はそれを聞き分ける事ができるのか?(笑)
インナーパネルの処理(2005/09/17)
このあいだ気になったところの改善。

カッターでエプトシーラーを切って、水はけ用の穴を露出させます。
まぁ、こんなもんで勘弁してください。


そして、エプトシーラーが水を吸ってしまうのを防ぐための防水スプレーを買い忘れた私・・・。orz
もう何も気にしないことにしました。(ぇ



そして・・・はい、できました!(爆)
細かく見ていきます。

まずは、ドアロックと、ドアオープナー部。
上下にアームが動くところの処理は、どうしたかというと・・・。
こうしてあります!

ええ、裏にレジェトレックスを貼ってるんです。
参考にしたサイトでは、ガムテープを貼ったようなのですが、せっかく大判4枚買ったので、贅沢にいこうということに。
でも、ここは裏貼りしてありません。
穴が大きかったのが原因ですが、特に裏に何も気になるようなものがなかったので、放置という説も・・・。
スピーカーの取り付け部は、このように。
LEGACY GT-B'S ROOMさんとこの作戦を頂きました。

穴をくりぬくのは面倒そうだったので・・・。
ちなみに、ケーブルのストッパーですが。

右の2ヶ所だけ引きちぎってしまいました。(笑)
そして、こうして・・・。

どうせレジェトレックスを全面的に貼るので、それでだいたいは固定できます。
こんなふうに。

気になるところは、後ほどテープででも留めておけばいいです。
インナーバッフルは裏に付属のスポンジテープ(実はエプトシーラー)を貼って、取り付けます。
収拾がつかなくなってきた・・・
あっちもこっちもとやってると、パーツで車内があふれかえるため、ちょっと片付けます。

リアシェルフですが、右のようにエプトシーラーを裏面に貼り、スピーカー用の穴をくりぬきます。
使わないところの穴もエプトシーラーで塞いで完了。

・・・なんだか眉毛みたいだな・・・。
この上にそのまま置いても隙間ができるので、Z770も手を加えます。
Z990の取付けマニュアルを読むと防音材を貼れとあるのに、Z770にはそれがない。
はて、業者が忘れたのかもともと無かったのか・・・?

とりあえず、貼っておくほうがいいに決まってるので、貼ります。
これで、あの手作り感溢れるスピーカーボードは使う必要がなくなりました。
リアシェルフを取り付け、スピーカーも元に戻します。

少々斜めなのはご愛嬌。
というか、スピーカーボードを使っても斜めだったし。
でも、今回はエプトシーラーで隙間を埋めたので、音は確実にトランクへ反響するようになったはず。

・・・でも、そのトランクには重低音担当のサブウーファーがいるんだよなぁ・・・。
Z770の低音部をトランクで響かせてもきっと潰されるんじゃ・・・。
内張り取付け(2005/09/20)
フロントドアへのスピーカーケーブル引き込みが終わると、内張りを取付ける作業ができます。

正直なところ、だいぶ内装剥がしてぐちゃぐちゃになってたので、とっととフロントドアの処理は終わらせたかったのですよ。

さて、インナーパネルにはこんな処理をします。
まず、ドアオープナーとかのロッドの上に吸音材を貼り、更にインナーの肩の部分にも横一列に吸音材を。
内張りににも吸音材を貼ります。
スピーカーからの音を極力横方向へ出さないための処理ですね・・・たぶん。
制振材を貼る時に力任せに引っこ抜いたケーブルのストッパーの代わりに、テープで固定。
使わなくなった純正のスピーカーコネクタは絶縁テープで封印しときます。
ツイーターへ走るケーブルも、他のケーブルたちと一緒にくくっておきます。
そして、晴れてスピーカー取り付け。
バッフルにダイレクトに取り付けてるように見えますが、スピーカーについていた吸音材が処理してあります。

・・・もっとがっつりと貼っておいたほうがいいのかな?
さて、上記作業が終了したら、内張りを取り付けます。
ちゃんと取付けられるかドキドキの瞬間。
・・・意外とあっさり取付きました。

しかし、数日間外したままだったので、どのネジをどこに使うのだったか忘れてしまった自分が居た・・・。orz
薄れゆく記憶をたどりつつなんとか取付け。(苦笑)

でも、この車の内張り取付けで納得いかないのが右の場所。
こんな奥のネジを取付けろって言うんですよ?
ドライバーにネジをセットして、ゆっくり慎重に潜り込ませても、なかなか狙ったとこへいってくれない。
毎度、ここで苦労する。なんとかならないものか・・・。
作業を終えて・・・
 とりあえず、これにてデッドニングは終了。
 でも、レジェトレックスがまるっと1枚余ってるし、エプトシーラーもほぼ1枚余ってる。まだまだやろうと思えばできますね。
 内張りをとりつけたドアを閉めたときに、「バタン!」というけっこう重い感じの音がしまして。リアドアを閉めると、「ガシャン!」という音に近い音がするので、これがデッドニングの効果なんだと思います。
 ・・・やっぱりリアドアもやったほうがいいのか?レジェトレックスをアウターに貼るだけでもいいよなぁ・・・。
効果のほどは・・・?
 これはもう間違いなく「効果あり!」です。みんながデッドニングをする気持ちがよく分かりました。
 しかし、なんだかんだと材料費がかかったなぁ・・・。エプトシーラーとレジェトレックスで1.5万ほど払ってるから・・・。でも、キットだとそれだけで1万以上して、更に枚数や大きさは小さいので、そういう点ではお得に済ますことができてます。

 あとは、事故るとドアの修理が大変だから気をつけろ・・・ってことですか?(笑)
追加作業(2007/06/03)
オークションで17cmのS-STAGE II(ウーファーのみ)を入手できたので、交換しました。

17cmのスピーカーは普通に入れれないんで、インナーバッフルを使います。
こちらはPioneerのインナーバッフル。
前回使ったエーモン製のが微妙な感じを受けたので、ちーとばかし高級なヤツを使うことにしました。w
右が、S-STAGE II。
これを左右セットで3,500円ほどで購入できた♪
こんな感じになりました。

なお、Pioneerのインナーバッフルはスピーカーが斜め上を向くように角度をつけてあるのが特徴です。