まずはDVD2AVIで録画したm2pファイルを読み込みます。 特に拡張子を変更したりする必要はありません。 |
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読み込んだデータをプロジェクトファイルとして保存したいのですが、普通にやっては映像部分しか出力されません。 MPEG2のファイルは映像と音声に分離する際には、音声をmpaで分離するしかないのです。 |
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メニューから項目を選び、実行します。 このときの保存ファイルの名前は適当に決めてください。 出力が終わると、指定した名前のd2vファイルとmpaファイルが出来上がります。 |
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作業自体は1分程度で終わります。 マシンスペックがあれば、この時間も短縮可能です。 Audioの項目で『MPEG Audio』と表示され、Timestampがちゃんとカウントされていることを確認してください。 これが処理されていない場合、音声ファイルが出力されていないことになりますので、設定を確認してください。 |
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映像データはd2vファイルとなっています。 ※DVD2AVIで作成したファイルをTMPGに読み込むには『MPEG-2 VIDEO Plug-In』が必要なので、MSP6の場合のようにアンインストしないように気をつけましょう。 |
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音声データはmpaです。 普通に音声ソースを読み込もうとすると表示されないので、「すべてのファイル(*.*)」で表示させます。 これでOK。 |
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自分流で決めてもらえば結構ですが、縦横比等はある程度ルールを守ってやるべきだと思います。 ここではMPEG-1の設定をベースに、サイズをキャプチャサイズと同じにし、ビットレートを1500に設定しています。 ビットレートを1500にする理由は、出来上がりのファイルが約300MBとなり、13〜14本がDVD-R1枚(4.7GB)にきれいに収めることができるためです。 また、この解像度はDivXのパフォーマンスが一番良いといわれるビットレートでもあります。 |
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私は以下の3項目を設定しています。 ※『フィールドオーダー』のところは『ボトムフィールドが先に表示される』を選択します。 たいていのアニメはこの設定でいけるはずです。また、【2】のVFAPIプラグインの設定も『ボトム→トップ順で出力』になっている必要があります。 『トップフィールドが先に表示される』で処理する場合は、プラグインの設定も『トップ→ボトム順で出力』に変更します。 ※2004.04.30訂正※ MTVシリーズのデータをエンコードする場合は『トップフィールドが先に表示される』にします。 |
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『音声加工』で最適化をします。 『サンプリング周波数』と『ビットレート』はキャプチャしたファイルの規格に合わせています。 |
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「ファイル」>「ファイルに出力」>「AVIファイル」と選びます。 |
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実は、このまま「保存」をしても正しくエンコードしてくれません。 『映像を出力』『音声を出力』の『設定』をしないといけないのです。 ※右の画面は以下【3】【4】の設定を行った後のものです。 |
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初めてエンコードするときは、右のように『無圧縮(24ビットRGB)』となっているので、使用するコーデックに選びなおします。 ここではDivXです。 |
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圧縮プログラム(コーデック)を選んだら、『設定』ボタンを押し、コーデックの詳細を設定します。 ビデオに対する各種エフェクトははTMPGで設定しているので、ここではビットレートだけを決めます。 TMPGでビットレートを設定していてもここの数字が違ったら狙ったビットレートでのエンコードはできません。 スライダで設定値に近いところを決めるか、直接入力でビットレートを指定します。 |
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標準は『PCM』になっているので、『MPEG Layer-3』を選びます。 |
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ところが、標準では低いビットレートでしかできません。 |
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そこで、MP3の外部コーデックを組み込むと、高ビットレートでの処理ができるようになります。 ここでは『Fhg Radium MP3 codec』というツールを使用しています。 |
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映像、音声、それぞれの設定をすると【2】の画面になります。 ここで『保存』を押すとエンコードが始まります。 DivXの場合、まず映像を処理し、その後音声の処理を行うので、残り時間に表示される時間よりトータルのエンコード時間は短く済みます。 |
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エンコードが終了したら、出来上がりのファイルを確認し、音のズレやノイズがないかをチェックします。 よくあるのはCM等をカットした部分にプチノイズが入ることです。 その場合は、わざと1〜2フレームを本編にかぶせてカットすると消えます。 |
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