オプション編
今回、せっかくいろいろばらしたので、
ついでにナビ関連のオプションを導入することにしました。
「バックモニター」
「フィルムアンテナ」
「ナビ連動ETC」
以上の3つです。
バックモニター編(2005/09/22) |
まずは、カメラを取り付けるステーを設置。 ナンバープレート付近にいい場所があったのでここにしました。 |
ケーブルはライセンスランプのケーブルと一緒に引き込むので、ここのグロメットを外して・・・。 |
ライセンスランプを外してケーブルを通して・・・。 |
カメラ取り付け。 取り付けの向きを逆にするとモニターに映る映像が天地逆転してしまうので注意しましょう。 最初は中央に取り付けるつもりだったのですが、そこだとナンバーの文字を一部隠してしまうので、道交法上まずいだろうということに。 読めないことはないんですけどねぇ〜。 まぁ、難癖付けられるくらいだったら最初から安全な場所に取り付けたほうがいいです。 ネジで両脇を締めて固定しますが、最後にカメラの上下向きを調整するので、ここではまだ仮留め状態。 |
ケーブルはトランクリッド内のほかのケーブルを一緒に取り回したのでけっこうすっきり収まりました。 困ったのはコントロールユニットのアース。 HDX-700のTVユニットと同じ場所に置くことですっきりさせたつもりが、電源・アースケーブルの長さが微妙なためにどこで取ればいいのか悩む・・・。 解決策はココ。 え〜っと、場所はシートベルトのガイドを留めてるネジです。 ここなら化粧パネルで綺麗に隠せますから。 |
リバース検出ケーブルはナビ本体とバックモニターのものを一つにまとめ、バックランプのケーブルまでひっぱります。 信号が拾えればいいので、エレクトロタップでちゃっちゃと処理。 |
電気配線図とにらめっこしながら車内でバックランプまで走ってるケーブルを探しましたが、万が一間違えると大変なことになるので、確実なところまでケーブルを取り回しました。 緑色のケーブルがバックランプの+ケーブルです。 |
HDXのTVユニットはいきなり賑やかになりました。 そして、今回は色気を出してビデオ外部入力を使えるようにしようと。 実際に使う場面なんて早々出てこないと思いますが、ここで処理しておけばあとは使いたいときにケーブル接続するだけですからね。 「CX-F」はフィルムアンテナです。取り付けはまだですが、ユニットまでのアンテナケーブル取り回しだけはやってしまうことにしました。 |
HDXでの設定をします。 右の画面の「リアビューカメラ接続」をオンにすると、ギヤを「R」に入れたときに自動でAV2のCCDカメラに画面が切り替わります。 CCDカメラも「R」にギアが入ったときにスイッチが入るので、それまでは動きません。 |
はい、これがカメラの映像です。 これはまだ微調整をする前の状態ですが。 ここからバンパーの端が移る状態まで上下向きを調整します。 |
フィルムアンテナ編(2005/09/23) |
ただのアンテナにこんなユニットがつくのもアレですが、これがないとどうしようもないので適当な場所に両面テープで貼り付け。 |
アンテナはフロントガラスに貼り付けるので、そこまでケーブルを引き回す必要があります。 これはアンテナケーブルについてるアース端子を、Aピラーの内張り剥がして貼り付けたところ。 このAピラーを剥がすまでがもう大変。 普通には剥がせないのでインストパネル(ダッシュボード)を浮かす必要がありまして。 整備要領書を読みつつ剥がすのですが、まぁどこをどうやれば・・・って状況に陥り、挙句の果てには元に戻せなくなったりして、苦労しました。 ・・・ええ、あまりの大変さに写真撮るのも忘れてます。 こんなとこ、二度と外すもんか。 |
見難いですが、右側のアンテナです。 "右側は"綺麗に貼れました。 フロントガラスは上の10cm部分より下に何かを貼ってはいけないという決まりがあるので、きちっとやらないと車検通らなくなります。 ・・・ええ、左側はそれで失敗したんですよ。 ろくに取説読まずに作業してはダメですね。 後日サポートに電話して、左側のアンテナだけ購入するか・・・。 貼り直し不可ってきついよなぁ・・・。 |
失敗したフィルムアンテナを直すため、サポートにTEL。お値段・・・4,200円(送料別)でした。 発送に1週間〜10日か・・・早く届いてくれ!!・・・ってか、東京から横浜だろ?なんでそんなに時間かかるの? |
ETCのセットアップが終了し、テストをやってるころ、どうやらフィルムアンテナの配達があったようで、不在者通知が置いてありました。orz 仕方ないので電話して再配達してもらい、さくっと取付。 これで車検対応♪ |
ナビ連動ETC編(2005/09/26) |
到着したTOYOTAのETCを開くと、そこにはどこかでみたような形の本体が出てきます。 そう、これはKENWOODのETC-2600と同型。 KENWOODのナビはデンソー製(ナビのバージョンアップのときにHDDにDENSOのシールが貼ってあったし)ですので、デンソーのETCならリンクできるのです。 で、なぜKENWOODのETCを買わないのかというと、「約4万円もしやがるからアホらしくて買ってられない」のです。 TOYOTA純正なら税込み13,860円なんです。 ETC本体をオークションで1万円ほどで仕入れ、HDXとの連動ケーブルを別途購入すれば2万円ほどで導入できる計算になるわけです。 |
HDXとの連動ケーブルは普通店頭で購入できない(KENWOOD製ETCに同梱)ので、KENWOODのサポートに電話して購入することになります。 電話をするとオペレーターのお姉さんが「どうしてケーブルだけ単体で必要なんですか?」って訊いて来ますので、適当に答えました。『ウソも方便』です!!(爆) ショップ経由で購入すると送料とか取られないのでしょうが、やっぱり理由の説明が面倒ですので、ダイレクトにKENWOODへ連絡したほうがいいのではと思います。 ちなみにお値段ですが、【6,400円×消費税+送料=7,665円】となりました。・・・高いぞ、ケーブル。 到着まで1週間から10日かかるので、気長に待つことにします。 ちなみに・・・KENWOODのETCとTOYOTAのETCの型番対応ですが・・・形状から以下のとおり推測されます。 KENWOOD ETC-2200 − TOYOTA 86009-51030 KENWOOD ETC-2500 − TOYOTA 86980-58011 KENWOOD ETC-2600 − TOYOTA 08685-00130 TOYOTAの2005年版ETCは繋がるのかどうか分かりません。KENWOODの2005年カタログには載っていませんから。 サポートに電話して接続ケーブルを注文するときは、(KENWOOD製でいうところの)どの型番かをちゃんと伝えた方が良いと思います。また、どの型番のETCをどの型番のナビに接続するか訊いてきますので、間違っても「TOYOTAの・・・」なんて口を滑らさないように。 |
KENWOODに電話した後、ETCの中身を確認していたのですが、何かがおかしい・・・。 I)マニュアルに取り付け方法が載っていない!! まぁ、TOYOTA純正ですからね。取り付けはTOYOTAのメカマンがやりますから、別途サービスマニュアルかなんかでディーラーに配備しておけばいい話ですし、ユーザーは使い方の部分さえ分かればいいんですから・・・。 これはETC-2600のマニュアルをKENWOODよりDLしてそれを読むことで対応します。 II)本体から伸びるケーブルが電源だけでナビ連動ケーブルを挿すことができない!! これは焦りました。最初はオークションで落札するものを間違えたのかと思いましたが、TOYOTA純正で音声ガイド付のETCはナビ連動するはずですから、そこは間違えてないはずです。 現在の型では私の購入した形によく似たものでブザーのみのETCがあるのですが、これはナビ連動しません。 で、あれこれ調べると、「ナビ連動フィッティングキット」なるものが売ってるらしいのです。オークションでも売ってましたが、送料とか考えると面倒ですので、TOYOTAのディーラーで購入することにします。 |
アンテナケーブルと一緒にETCのレシーバーも設置しました。 運転の邪魔にならないところに貼り付けます。 というか、どんな車でもここ以外には考えられそうにないですね。 ETCレシーバーの左に写っているのが、失敗して斜めに貼り付いてしまったフィルムアンテナ。 この終端はこんなに下がっていてはいけません。 これだと、フロントガラスの上端から12cmぐらいになってます。 |
こちらが、TOYOTAのディーラーで購入してきたナビ連動フィッティングキットです。 お値段、3,150円(税込)也。 最初は取り寄せてもらうつもりで行ったのですが、なんと在庫があるということで売ってもらえました。 対応してくれたおねーさんが「確かに連動できますが、ナビとの互換性を確認する必要があるので、お車見せてもらえますか?」と言ってきたものですから、仕方なくこちらの思惑を吐露。 「こんなこというと売ってくれないかなぁ?TOYOTAだもんなぁ・・・」とか思ってたら、保証できませんし返品も不可ですよということで売ってもらえました。 感謝の意味も込め、ETCのセットアップはTOYOTAにお願いしよう。 |
え〜、ここまできて何かを間違えていることに気がつきました。 TOYOTAの連動キット、買ったのは半分正解半分間違いです!いや、割合的には7割間違い!?(爆) 何がというと・・・連動キットは電源を他のコネクタから分岐して取って来てたのですよ。こっちはそこらへんのケーブルから分岐してくるだけでいいので、こんなコネクタなんか要らない。そして、これにはKENWOODナビと繋がるべきコネクタなんかあるワケない!! 対処法その1)KENWOODから電源ハーネス買う 対処法その2)加工してなんとかする え〜、後者でいきます。 理由はKENWOODから電源ケーブル買うと高いから!加工に必要なものもたいしたことなさそうだし。 |
元々付いてたナビ連動非対応のケーブルと、後から買ったナビ連動対応ケーブルのどっちを加工するのが手っ取り早いか考えた末、後から購入したほうを加工することに。 で、バラしていくとえらくコテコテなとこが発覚。 これ、コネクターから伸びてたケーブル(計3本)をここで一つにまとめてるんです。 |
TOYOTA用コネクタなんか要らないのでばっさりいきます。 −各ケーブルの解説− 赤・・・ACC 黄・・・電源 黒・・・アース 青&緑・・・ナビ連動 |
最初についてたケーブルはこの2本がなかったのです。 |
で、2極コネクターを買ってきて取り付け。 はい、後日到着するKENWOODケーブルもこれに対応するように加工します。 インターネットで仕入れた情報では、KENWOODケーブルも青と緑だそうですので、色合わせでいいハズ。 |
こんな感じで仕上がりました。 参考はETC-2600の取説。 TOYOTAのは電源ケーブルだけに1Aのヒューズが付いていましたが、KENWOODのはACCにもヒューズが付いていることになっていたので、右ならえでつけました。 ええ、電源キットが2セットあるということは、ヒューズも2セットあるので、移植するだけです。 なので、ACCケーブルのヒューズそばの絶縁テープを剥がすと、黄色いケーブルが出てきます。(笑) これで、3,150円が無駄じゃなくなりました。 |
無駄にハイクオリティな端子。(笑) いや、スピーカーケーブルに使ったギボシ端子が余ってたのですよ。 だからってこんなとこに24金は要らないだろ?と小一時間・・・。 |
結局、TOYOTA純正ETCを使いまわすにあたり何が必要なのかというと・・・。 1.(TOYOTA純正ナビと)連動ができるものかどうかの確認。(ブザータイプはダメ。ボイスタイプが対応) 2.KENWOOD製の対応電源ケーブル(6,300円) 3.KENWOOD製の対応ナビ連動ケーブル(6,720円) ・・・となります。 しかしですよ?KENWOOD純正で固めようとすると、新品で税込み38,640円するんです。TOYOTA純正ETCは13,860円で、これにKENWOODの電源ケーブルとナビ連動ケーブルを足すと26,880円。 今回私が支払ったのが約21,000円ということを考えると、どーにも新品キットは高いと思うのです。 |
接続ケーブル到着(2005/09/28) |
KENWOODからナビ接続ケーブルが到着しました。 |
グレーがナビに挿すほうで白が電源ハーネスのナビコネクタと繋がるほう。 ですから・・・ |
こうしてやります。 |
そして、ここまでやれば後は簡単ですので、さくっと取り付けに入ります。 電源ONする(=エンジンかける)と、 「セットアップされていません」 と喋りました。 これでとりあえず正常に動いていると思っていいでしょう。 |
問題のHDX-700での認識状況。 完璧ですね、自動で認識してきてます。 |
ETCの設定はこの画面で制御できます。 ETC使わないときにエンジンかけて、 「カードが挿入されていません」 とか言われるのはけっこううざったいので、黙らせてやります。 ・・・右の設定ではダメですけどね。 これだとナビの画面上に警告は出ないけど、警告メッセージは喋っちゃいますから。 |
ナビとETCが連動すると何が便利かというとこれです。 いつ、いくら使ったが一目で分かる。 この機能が欲しかった。 一応、イマドキのETCは履歴ボタンというのがあって、それを押すと喋ってくれますが、やはり目で見れるというのはいいものです。 |
こんなものも表示できます。 正直なくてもいいのですけどね。 発行年月日はセットアップをしてもらった日・・・というのは見れば分かるのですが、有効年月日ってのはなんだろう? ETCユニットに有効年月日ってあるの? エラーコードは直近のものを表示しています。 はい、カードを挿す手順を間違えて、認識できないというエラーをさせてしまいました。 このETCユニット、電源入れるまでカードを挿しちゃダメらしいです。 三菱のはエンジンかける前から挿しててもOKだったのに・・・。 |
番外編 |
ここでちょっと別のところの改良をしたのでご紹介。 私のBDにはGDBの後部シートを移植してますが、背もたれ部分の固定がいい加減でした。 しかし、今回作業にふとシールを剥がしてみたら、なんとネジ山があるではないですか! そして、それがジャストフィット!! ・・・ということで、背もたれも左右の下部分でボルト固定しました。 右の写真で言うと上の穴が通常シールされてる穴で、下の穴がBDの純正シートを留める穴です。 作業後、下の穴をビニールテープで封印したのは言うまでもなく。 |
作業を終えて・・・ | |
【バックモニター(CCD-1000)】 ケーブルの取り回しが大変でしたね。でも、スピーカーケーブルとかの取りまわしのほうが考えること多かったので、それほどでもなかったかと。苦労したのは「リバース信号検出をいったいどこから取るか?」といったぐらいです。 【フィルムアンテナ(CX-F510)】 フィルム貼り直しの授業料が痛かったです。まぁ、それ以外は簡単・・・とは言いがたいなぁ・・・インストパネルを外すのは非常に大変だった・・・。 【ナビ連動ETC(TOYOTA 08685-00130)】 いろいろ付随パーツを買わないと連動できませんでしたが、それ以外はいたって簡単な方でしたね。セットアップのためだけにお店に行く必要があるっていうのは面倒ですが、仕方ないでしょう。 |
効果のほどは・・・? | |
【バックモニター(CCD-1000)】 この駐車場、輪止めが高いため(こちらの車高が低いというべきか?)、いっぱいまで下がるとリアハーフバンパーを擦ってしまうのです。 そこで、このモニターを使うとどこまで下がればいいのかというのが目安付けやすくなるので、非常に便利なアイテムとなりました♪ 【フィルムアンテナ(CX-F510)】 左側フィルムの納品待ちの状態で、一度チューナーにしてみたのですが意外と綺麗に入ります。もっと酷いかと思ってたので、驚きでした。たぶん、あのユニットがブースターの役目のしているのでしょう。 両方揃った状態では、くっきりはっきりとまではいきませんが、どのチャンネルもかなり見やすいなと思いました。 【ナビ連動ETC(TOYOTA 08685-00130)】 やはり、履歴表示でしょう。 他にICによってはETCレーンへの誘導をナビがやってくれるようになるので、IC付近で「ETCレーンはどこだ?」ってやることがなくなります。ただ、この機能はまだ一部のICにしかないようで・・・。 あとは「新品買うより絶対こっちの作戦のほうが安上がり」ってことですね。 |