TEST.19 MacMiniをパワーアップする


昨年夏に、在庫処分のMacMiniを購入したのですが、
すぐに使わなくなり、ホコリ被ってました。(苦笑)

で、そうなるとログインパスワードも忘れてしまうのですよ。w
年末頃に電源入れたら、ログインできずに挫折しました。orz

そんな状態で、過ごしていたのですが、
今朝、目が覚めてふと「MacMini触るか・・・」と思い立ちまして。w
更に、「どーせならメモリ増やしてHDDも換装したれ!」と気合が乗ってきまして。ww

今回は、そんないきあたりばったりの作業レポートです。


まずはバラすところから・・・
今日までほとんど動いていないMacMini。
もう、世の中にはWindowsが動くMacまであるというのに・・・。
裏側。
ネジとかが全く見えない綺麗なデザインですので、そう簡単には開きません。

しかし、世の中にはそういうのに挑戦する方々が沢山いらっしゃいますので、それを参考にいきます。
なんせ、小さいマイナスドライバーですら全く歯が立ちませんから・・・。
こういうものの登場となるのです。

ホームセンターで買ってきたヘラです。
極力、薄いものを選びました。
2本あるのは、「もしかして幅広のほうがいいかな?」って思ったからです。

しかも、突然思い立ったからこのヘラを買いに行くところから作業が始まった・・・。orz
一思いにグサッ!
すぐに何かにひっかかるので、気持ち引き抜いて、ヘラを外へ倒して更にグサッ!!
すると奥まで入りますので、またまた外へヘラを倒します。

これで、基盤側が浮いてくるはずなのですが、浮いてきません・・・。(汗)
仕方なくいろいろこね回してたらなにかの拍子で浮いてきました。(苦笑)
こんな感じで浮けばOK。
あとは反対側も同様に浮かせ、フロント寄りの方もやってやるとこんな感じに全体が浮きます。
これで外れました。
左右に6本づつあるツメがわかりますか?
これを外すのが今までの作業です。

右側にメモリが刺さっていますので、外します。
光学ドライブ(DVDコンボドライブ)を外します。
これでHDDが見えてきました。

・・・あくまで見えただけです。
HDDとCPUファンが付いているパーツを外して、更にCPUファンを外すとようやくHDDが外れます。

HDDと光学ドライブはこんなライザーカードみたいなものでメインボードに刺さっています。
取り外したメモリとHDD。

メモリはhynixのPC3200(DDR400)で、256MB、CL3のものでした。

HDDはSeagate製の2.5Inchで40GBです。
回転数とかはちと不明。
買出しに行って来ます(゜o゜)ノ
行ってきました。(`・ω・´)

メモリは同じくhynix製のPC3200(DDR400)の1GB。

HDDはちょっと悩んだけれども、同じくSeagate製で容量は80GBです。
悩んだのは回転数。
4200rpmにするか5400rpmにするか?
発熱を考えると回転数は低めのほうがいいのですが、4200rpmは東芝製しか在庫がなく、同じメーカーだと5400rpmになってしまう・・・。
しばらく考えて、同じメーカーであることを優先しました。

※2006.04.12追記
どーやら純正は4200rpmだったようです。
そして、現在ちまちま触ってると時々画面がちらつく・・・。(汗)
もしやこれは熱暴走気味だという兆候ではなかろうか・・・。
なお、バラしたときのネジはなくさないようにしましょう。

ホントに細かいです。
細かさだけならLet'sNote以上とも言えます。
組み込め!
すっかり手順が逆のような気がしますが、それぞれのパーツがどうやって留めてあるかを解説しながら行きます。

バラすときに写真取るのを忘れてたなんて、よくある話です。(ぇ
HDDはこの部分がネックです。
左側のネジには、L型のドライバーかフレキシブルドライバーが欲しいとこですね。

持ってませんでしたので、それとなく短めのドライバーで処理しました。

右側のネジはCPUファンを取り付けると半分隠れてしまいます。
CPUファンはこの3カ所で留まってます。
で、このパーツはこの3ヶ所でメインボードに留められています。

右上のところにはコネクタもありますので、忘れずに接続しておきましょう。
もはやピンボケで役に立ってないですが・・・。

光学ドライブは全部で6本のネジによって留められています。
このネジが一番小さいのでなくさないよう注意です。
ここはドライブの出っ張りがあるせいで面倒・・・。
ライザーカードにもネジ留めしてあります。

なんでこんなとこまで・・・。
動作確認
とりあえず、フタをする前にちゃんと動くかどうかの確認をするのは基本です。

OSがないのでダメだーという感じのアイコンが出てきました。w
とりあえず、これでOKです。
フタをして完了なのですが・・・。
何故かフタが閉まらない。orz

調べたらこのI/F群のところのツメが広がっていて、しまらないようになっていました。
ドライバーなどで起こしてあげて解決。
あとは、MacOS Xのインストールディスクを使ってOSを入れなおすだけです。

・・・それだけなのですが・・・そういやMacOSのインストって初めてだった。(・ω・`
なんだかんだ紆余曲折を経て、無事インストール完了です!!

・・・で、そのデスクトップはなによ?
まとめ
いや、思ったより簡単でした。
Let'sNoteは「二度とバラしたくない!」って思いましたが、こいつはまだ「次もやってやるぜ!」って気になります。
・・・ここでいう「次」というのはクロックアップです。
MacMiniはメインボード上の決められた0Ω抵抗を外すことでクロックアップができます。
今回、実はトライしてみたのですが、どーにも抵抗が外せなくて挫折したのです。
まぁ、「MacMiniでどれだけ作業するんだ?」といわれると返答に困るので、本体壊す前に諦めたというとこです。

写真等を残していないのですが、OSのインストールが大変でした。
WindowsやLinuxは新品HDDを接続していると「パーテーション作るか?」とか訊いてきてくれるのですが、MacOSはそういうことがない!最初の説明のとこにちょろっと「ディスクツールで領域作っとけ」と書いてあるだけで・・・。
しかも、領域作ったら再起動しろなんて大事なことを言ってくれず、インストーラーが「そこにはMacOSをインストールできない」ってグズるし・・・。(再起動に気付くまでに何度ボリューム作り直したことか・・・)
でもまぁ、そこさえ乗り越えるとあとはほぼ自動で終了しました。

なお、ブラウザはSafariじゃ使いにくいので「Firefox」を導入。
動画(MPEG4)再生もQuickTimeじゃダメダメなので「VLC」というフリーツールを導入。
ネットワークでWindowsマシンにもアクセスできるようにして、一通り遊べるようになりました。
今回使った道具たち。

ドライバーは各種そろえてからとりかかることをお勧めします。
また、ピンセットもあると便利です。

結局、ヘラは1本しか使わなかったな。(苦笑)