WMVでのエンコード

今まで長年付き合ってきたDivXのコーデックとさよならすることにしました。
いや、特に深い理由はないんですけどね。

録画スケジュールを確認したら、ちょうど録画する番組がほぼなくなる状況でして。
こういう時でないと、ビデオPCの環境を変更することができないんです。
第何話まではこのバージョンのコーデック、ここからはこっちのコーデック・・・なんてことはできないですから。

そして、順当に行けば今まで使ってたDivX5.1.1からDivX6.8に変更していくところだったのですが、
「WMVにしちゃおうかな？」って思ったのがきっかけ。
というか、たったそれだけの理由で切り替えるのかよ？！と。

とにかく、そんなこんなで今後はWMVでエンコードすることで決定したので、
生まれ変わったビデオPCを紹介。

まずは、OSをWindows2000からWindowsXPProに変更します。 理由はエンコードツールとしてTMPGEnc4.0XPress（以下TE4XP）を使うためです。 最初はWindows2000でやるつもりだったのですが、このTE4XPがWindows2000にインストできなかったんです。 しょうがないので、WindowsXPにしちゃったわけですが、よくよく考えると、こっちならAthlon X2のデュアルコアをフル活用できるんですよね。 だから、これはアリだと判断。

ベンチマークを取ったらこんなスコアが。

実はWindows2000の時はこんなスコア。 トータルで高いですが、それはOpenGLのスコアが変なことになってるからで、CPUとかのスコアはXPのほうが全然いいんですよね。 あっちはホントにデュアルコアなスコアですよ。 だってホントに倍以上のスコアになってるもん。w

TE4XPはTE3XPのバージョンアップ品です。 なので、基本的なところはこちらを参照してください。 ここでは、WMVの設定用に新しく決めたルールを紹介していきます。（というか、もしものための備忘録w） ＜インターレース解除＞ ・常にインターレース解除を行う ・ボトムフィールドでインターレース解除 ・適応補間

＜色調補正＞ ・YUV 彩度 120

＜音声ボリューム調整＞ ・75％

＜映像サイズ＞ ・画面全体に表示（アスペクト比保持） ・インターレース出力時に高画質リサイズを行う

ここからは出力設定です。 ＜映像設定＞ ・コーデック WindowsMediaVideo9 ・サイズ 720x480 ・ピクセル比 10:11（NTSC標準） ・フレームレート 29.97fps（プログレッシブ） ・映像エンコードタイプ 1パスCBR ・ビットレート 1500kbps/sec ・最大キーフレーム間隔 8000ms ・映像品質 95

＜音声設定＞ ・コーデック WindowsMediaAudio9.1 ・音声エンコードタイプ 1パスCBR ・音声フォーマット 192kbps 48kHz CBR

こんな設定で、エンコード時間が50分超えてしまうのですが・・・。 なんか、DivXより時間かかっちゃうんですよね、WMVって。 これだけが欠点ですよ。

実はDivXとWMVではちょっとした違いがあります。 (1) 右はDivXでエンコードしたファイルを再生したもの。

(2) これはWMVでエンコードしたファイルを再生したもの。 ・・・違い分かりますか？ DivXは顔が横に大きくなってますよね？ なお、右肩に文字が出ちゃってますが、TE4XP体験版で実験したものだからです。

(3) そして、これがDivXでのエンコードだけど、出力ファイルを640x480に設定したもの。 上のWMVのものと一緒だということが分かりますか？