HIDフォグ取付
(2010/05/02)


一度味わうと、なかなかハロゲンには戻れなくなる魔性のアイテムHID。

純正でもヘッドライトに採用される車種は増えましたが、
フォグまでHIDなのは見かけません。

BDでも使ってたので、やはりこっちもHIDにしてしまいました。w

そして、エクシーガはホーンの交換でもバンパーを外す必要があるので、
ついでに実施しています。


用意したもの
エクシーガのフォグはHB3なので、それに合うバーナーを買ってきます。
黄色を選んだ理由はただひとつ。

「雨・霧・雪に白は無力!!」

ファッション性目当てだけなら別に何色でも構いませんが、本来の存在意義から考えれば、黄色であるべきと考えます。
バラストはBDに使ってたものを再利用します。
バーナーもそうですが、バラストもけっこういい値段しますので、使いまわせるものは使いまわします。
ホーンはこれ。

当初はBOSCHのラリーストラーダとかを考えてたんですが、特価札に負けました。w
実際に聞き比べてみましたが、なかなかの音ですし。

そして、同じアルファIIなのに、白や赤には特価札が貼ってない。
グリーン、そんなに不人気なのか・・・。(哀)
フォグに辿りつくまでが一苦労
整備書にしたがって、順番に外していきます。

まずは、グリルを留めている6本のクリップを外します。
・・・写真は4本しか写ってませんね。(汗)
タイヤハウスのとこにあるクリップを外します。

中央を押せばOKです。
今度はバンパーの下側の作業。

赤丸のクリップを外していきます。
全部で8本です。
なお、STIフロントアンダースポイラーを装着している場合は、この赤丸のボルトを外してください。
全部外してスポイラーを外すとこまで行く必要はありませんが、センター部の2本と左右のエンド部分を留めてるボルトを残して外す必要があります。

その理由は・・・。
こうなってるクリップがあるためです。

しかも、2.5i-Sの場合、エンジンアンダーカバーもこうやって留めてあるので面倒です。

アンダースポイラーのネジを外すことで、スポイラーを押し下げてクリップを取り外せる空間を作れます。
次にバンパーフェースの左右を外します。
片手でバンパーを下から持ち上げ気味にしつつ、もう片方で手前へ引っ張ります。
タイヤハウス側からヘッドライト側へ、順番に外していきます。
これで外れると整備書にはあるのですが、もう一ヶ所ポイントがあります。
ヘッドライトASSYの下にあるツメ。
これもバンパーを支えてます。

取り外し方は、やはりバンパーを下から持ち上げるようにして手前に引っ張る・・・です。
さて、外した後からHIDのバラスト設置場所を考えてる間の写真を、すっかり撮り忘れてしまっていたのですが・・・。

バラスト類はこうやって置くことに決めました。
フロントのバンパーホースメントに、L字型のステーをボルトナットで固定。
ちょうどこの部分に穴が開いてるんです。
ホースメントの横から覗き込んだ写真。
指先がなんとか届く程度なのですが、なんとかして仮留めまで持っていきます。
あとは、スパナとラチェットがあれば固定は簡単。
バラスととイグナイタをこうやって固定。
写真には写ってませんが、リレーも結局このステーに留めることになりました。
「スバル車はコントロールが他社と逆だから・・・」ということで、プラスとマイナスを差し替え・・・する必要はありません。

PIAAの場合、ここから流れる電流はメインのリレーを動かすだけで、極性がありません。
ポン付けでOKです。
HIDへの電源はココから取ることに。
っつーか、なんだこのターミナルは・・・。

ケーブルの向きはこの角度でないと、コネクターカバーがはまりませんので、ご注意を。
点灯確認。

あとは、ケーブルを束ねてきれいにするぐらいですか。
純正のフォグを外して、バーナーを取り付けます。
なんだか、はめにくい感じでしたが、ぐっと奥へ押し込む感じで回してやることではまりました。

一瞬、加工しないとだめなのか?と心配になり・・・。w
どういう設計なんだと・・・
エクシーガのホーンは中央に一つと、運転席側のバンパー裏に一つです。
別に中央に2個でいいじゃん。
まさか、ラジエーターに当たる風の量を少しでも稼ぎたかった?
ホントは中央に付けてるのも、助手席側バンパー裏に隠したかった?
ただ、助手席側はウォッシャータンクがあったので、諦めた?

なんにせよ面倒なので、全部中央に取り付けます。
写真は純正のケーブルを剥いたところ。
ここから分岐します。
はい、完成。(コラ

ごめんなさい、色々写真取り忘れました。
そして、ケーブルの取り回しが微妙です。

写真向かって右側は純正の取付位置なので、迷う必要ないですが、向かって左側はボルトナットで取り付ける必要があります。
ぱっとみ純正っぽく見えますが、理由はBDに使ってあったボルトが余ってたから使ってみただけです。

※グリーンがボディカラーに似合わないという懸念もありましたが、グリルの奥のほうに隠れてしまい、ぱっとみは黒に見えますし、ケーブルも目立ちませんでした。
元に戻す
バンパーを元に戻していくのですが、手順は「外した手順の反対」となります。

ですので、まずはヘッドライトASSYのとこのツメにはめ込みます。
一応、ラインを合わせればツメの場所に当たるはずなので、片手でバンパーを支持しつつ、もう片手でぐっと押し込みます。
パチンとはまればOKです。
これを左右やります。

その後は、もう手で支えるといった面倒はナシになります。
次にここ。
取付の逆手順ですので、ヘッドライト側からタイヤハウス側へ順番にはめていきます。

なお、うまくツメのとこまでバンパーフェースが届かない場合、他の部分でパーツが引っかかってる可能性があるので、確認しましょう。
たいてい、エンジンアンダーカバーとタイヤハウス内のインナーカバーが邪魔してます。
無理に引っ張ったりしないように。

あとは、クリップ類とSTIアンダースポイラーを留めてたネジを元に戻せばおしまいです。
ここからはおまけ。

「極力純正っぽく」見せる為、コルゲートチューブで覆って、ラジエーターの上を通してみました。
そして、黒いタイラップで固定。
バッテリー側でも同じように固定し・・・。
ヒューズを近くのケーブルに共留めして完成。
いまいちコルゲートチューブの長さ不足がありますが、笑って許してください。w
最後に動作確認です。
バンパーフェース取付前にも確認してますが、ここで点灯しなければ、バンパーを戻すときになんらかの理由でコネクタ等が外れた可能性があります。

フォグだけでなく、ヘッドライトやウィンカーも一通り確認して、正常ならば、お疲れさまでした。
だめだったら、またバンパー外してください。orz