ステアリング交換
(2010/06/04,12)


BM/BRレガシィよりは、自分好みのデザインなエクシーガのステアリング。

気にしなければ(≒慣れてしまえば)別にいいとは言いつつも、
高速などで定速で流していると、
「8時20分の場所にスポークが欲しいなぁ・・・」
と思います。

親指を引っ掛けておきたいんですよね〜。
時折、人差し指と中指を引っ掛けてたりしますが。w
社外の3本スポークタイプだと、その部分だけグリップの形状が工夫してあったりします。
でも、メーカー純正の形状ではそんなものありません。

つまり「径を小さくしたい」という考えは二の次で、
スポーツタイプによくある「異形ステアリング」もあんまり好きじゃない。
あくまで「4本スポークが好き」なのです。

社外ステアリングに交換するデメリットは・・・。
(1)エアバッグがなくなる
(2)ステアリングに組み込まれたスイッチが仕様不可になる
この2点です。
エアバッグはどうだっていいです。(保険の契約に影響なければw)
今回の問題はスイッチです。もっと言えばクルコンスイッチです。
コレがなくなるのは少々心苦しい。

今までクルコンの付いていなかった車に乗っていたので、
「クルコンなくったって特に問題ないだろ?」
と言いたいとこなのですが、いざ使ってみると
「これは右足の疲労を軽減できて便利だ」
というのが実感できまして。

色々と対応案を考えていたのですが、
「とりあえず取り付けろ!考えるのはあとでもいい」
という結論に。


ステアリング交換・・・の前に
SABに行った時に、「おっ、このホーンボタンは」ってことで買っておいたものを取り出しました。
センターパッド部を外します。
更に、ムリッとこじると、センターのリング部分が取り外せます。
分離完了。
おっ、この形状は買ってきたホーンと同じだね。
ホーンを取り出します。
MOMO SPEEDはステッチが赤いので、ホーンのロゴも赤くしたかったのです。
さーて、あとはホーンを入れ替えれば終わ・・・らないのか。
アース側の作りが違う・・・。

左がSPEEDの純正、右が買ってきたホーンです。
じゃあ、この中央の部分だけを交換しなきゃいけないのね。
観察すると、ここのツメで固定されてるっぽいので・・・。
マイナスドライバーで押し込んであげたらバラけました。
こっちも同様に。
以上、めでたく入れ替え完了。
入れ替えたボタンを組み込みます。
ここへセットして・・・。
リング部分を外したのと逆手順で組み込みます。

・・・ん、ちょっとずれた。
六角レンチを使って、ネジの穴に引っ掛けた状態で押したり引いたりしてリングを回します。
位置合わせが終わったら、元に戻して完成!
いざ!交換!!
まずはこれがないと話が始まりません。

今回は、ワークスベルの119番を使用。
バッテリーのマイナスを外し、20秒以上放置してからこのネジを外します。

星型のレンチを使ってくださいね。
左右あります。
緩めてしまえば、こうやってエアバッグユニットが外れます。
しかし、配線が2本くっついてきます。
グレーはホーンボタンのケーブルですが、黄色いほうはエアバッグユニットのものです。
さて、コレの取外し方は・・・。
こう!
エアバッグユニットが外れたら、ステアリングのセンターをマーキングしておき、ボルトを緩めます。
ボルトを緩めるのには十字レンチが便利です。
さて、ステアリングを抜くのは、どうやったら楽なのでしょうか?
今回はこちらのギヤプーラーにご登場願いました。
どうやってやるかというと、ステアリングを留めているボルトの両脇にネジ穴がありますよね?(2枚上の写真を参照)

ここへ、M8サイズのボルトを2本ねじ込みます。
ただし、奥まで締め込まず、適当なとこで左右の2本の長さを合わせておきます。
プーラーをこうやってあてがいます。
M8のボルトへツメを引っ掛けるわけです。

あとは、ラチェットとかでちょいと回してやれば・・・。
「バツン!」という音とともに、密着していた金属が剥がれて、ステアリングが外れてきます。
あとは、コネクタを外して撤去。
エアバッグのケーブルには、ボスに付属しているエアバッグチェックキャンセラーを差し込んでおきます。
一応、絶縁テープで養生しておきます。
ワークスベルのボスの場合は、上方向を合わせるために「▲」マークがあります。
なので、これとステアリング外す前に付けておいた印を合わせるようにして、ボスを組み込みます。

・・・なんか、若干ズレてるような気が・・・。
ホーンへの電源供給ケーブルは、ボスに付属してます。
ホーンのアースはボス本体に落とすので、こんな感じにしてみました。

MOMOとナルディに対応したボスなので、ナルディ用の取り付け穴が暇してます。
そこへボルトで通電。
なんでナットで挟んでるのかというと、ボルトが長すぎて反対側へ突き抜けちゃうから。
一通り、配線処理が終わったらテープで固定しておきます。
この上にボスカバーを被せてやればOK。
ボスカバーを組んだら、ステアリングを取り付けます。

SPEEDの場合は内部で固定する形なので、こうやって取り付けて・・・。
センターパッドの裏面にあるホーンボタンの配線に繋ぎ・・・。
センターパッドをはめ込めば完成!
うん、かっこいい♪

ちなみに、ステアリング径は365mmになります。
純正が380mmなので、一回り小さくなったってことですね。

あとは、バッテリーを繋いで、@ホーンが鳴ること、Aエンジンをかけて、AIR BAGのチェックランプが点灯しっぱなしにならないことを確認して終了です。