ヘッドライト加工PART2(自作エンジェルアイ)
(2007/02/12〜2007/04/22)
昨年秋より車いじりが華麗にストップしてたわけですが。
そりゃあ、エンジン交換なんてことになればDIYどころじゃないわけですよ。
でも、なんか手を加えてみたいわけでして。w
手持ちのパーツを使って何か新しいことに挑戦しようと思ってはいました。
そして、先日オークションを眺めてて非常に有用なパーツを発見しまして・・・。
2007年車いじり第1弾はこれでいくことにしました。
ヘッドライトASSYは予備が2セットあるしね♪
まぁ、予備のプロジェクターヘッドライトASSYを2セット持ってるなんて、
我ながらアホなオーナーだよなーと思ったりしているわけなのですが・・・。
1セット目:綺麗なので純正のまま封印
2セット目:ウィンカークリア化して使用中
3セット目:程度は悪いが安く買えたお遊び用
・・・ですので、今回はこの3セット目を使います。
※旧クリアヘッドライト&ほんのりスモークはこちら
まずは・・・(02/12) |
---|
例によって例のごとく、分解します。 以前「二度とやるか!」なんて言ってましたが、更なる野望のためには「逃げちゃダメだ」×5です。 これ、業界(?)では『殻割り』とか呼ぶらしいです。 |
割りも二〜度〜目〜なら〜♪ 少しは〜上〜手に〜♪ 作業中、古い歌が頭をよぎりました。w 2度目なんですから、ちったあ仕上がりのこと考えて作業を進めたいのです。 ですので、今回はブチルが柔らかくなるまでとことん待ってから割りました。 最初は「手だけでいけるんじゃね?」とか思いましたが、さすがに甘かったです。 でも、工具を使うのを少なめにしたので、実際は左の写真部分だけにしか使いませんでした。 全然綺麗でしょ? |
採寸しないと・・・ |
---|
今回の計画は、ただただ道具をそろえればいいというわけにはいきません。 どのサイズの道具を用意するのかも大事です。 そこで、メジャーを引っ張り出してじっくり測定したわけですが・・・。 ん〜〜。約8cmかな? |
・・・8.5cmじゃん。 内周は7.3cmってとこかな? |
レンズは8cmなのか・・・。 |
メッキパーツのほうでもサイズを測ってみます。 ・・・8.5cmだな。 |
本日の作業はここまで。これを元に部品の注文等が始まります。 当初購入しようと思ってた部品はサイズが合ってませんでしたね〜。やっぱり実測は大事だ・・・。 しかし、これだとサイズがぎりぎりって話だな・・・。それだといろいろマズくないかなぁ?でも、1サイズ下げると組み上がった時に干渉するし・・・。それに、極力大きく見せたいからな〜。 そーだ、前回使ったキラピカコーティングも買っておかないと・・・。程度悪いヘッドライトASSYだから、クリアパーツの黄ばみが前回以上だし・・・。 |
まだ準備中(2/24〜25) |
2個目も処理したのですが、ちょっと失敗してます。 ・・・というのも、ASSYが古いB型の世代のものだったようで、ブチルの量がハンパじゃなく、ちょっとしたきっかけだけでは開かなくて・・・。 それでもまぁ、これぐらいのダメージで抑えました。 |
そんな中、キラピカコーティングが届きます。 今回は黄ばみの激しいレンズだったので、「ズバットカット」というコンパウンド付きのものを購入。 ピンクのキャップがついた、ちょっと長いのがソレです。 |
作業前はこうだったのが・・・。 |
こうなりました! 前回のものよりも、作業前と作業後の違いが分かりやすいのではないでしょうか。 実物はホントに綺麗になってるのですよ。 |
ついでに、一番綺麗なノーマルのセットはエアキャップでぐるぐる巻きに! 「綺麗なまま保管する」といいつつ、むき出しで置いてたので、それではダメだろうということになり、写真のような対応策を施しました。 そして、ダンボールに入れて封印しました。 |
計画その1発表 |
前回の作業で採寸を行ったのは、オークションでこの部品を購入するためです。 これはCCFLという液晶モニタなんかのバックライトに使われているもので、LEDなんかよりずっと明るい光を発します。 ・・・もう、わかりましたね? BMWやBP/BLレガシィで流行ってるイカリング(エンジェルアイ)をやろうってわけです!! |
さて、今回のヘッドライト加工最大の目的が明かされたわけなのですが・・・。 ここからどうするかがまだ未定でして。 どこへ取り付けるか?ってのはほぼメドが立ったのですが、固定方法とかインバータの取り付け方法とかが分からないのです。バラしたASSYに添えたりしながらあーでもないこーでもないと検討していきます。 そうそう、イカリングを付けるだけに留まるつもりはありません。もう一捻りがほしいトコです。 幸い、遊びに来ていたmsts945氏がぼそっとネタを提供してくれましたので、ちょっと考えていこうと思います。 なお、そのうらぬす氏がキラピカコーティングの作業を体験していきました。 「これだけの値段でここまで綺麗になるなら上等。新品ASSYは買う必要なし。でも、なんでここまで綺麗になるか不思議」 との感想でした。 |
楽しい電子工作?(3/19) |
とある理由により、実物を使った作業がちょっとできない状況になりまして。 ちょっとその間に、回路を考えておこうと思いまして。 まぁ、回路を考えないと部品も買えないって話なのですが、今までのDIY作業って、実は部品を揃えてから実際のケーブル取り回しとかを考えつつ作業することが多かったりするわけです。 ・・・だってねぇ〜、LEDルームランプだってブツ買ってきてからフタ開けて「あ、ソケット形状違う」とか言ってたし・・・。 でも、今回はさすがにそんなわけにはいきません。 そこで秋葉原の電子パーツ屋さんを回ったり、ネットで記事を読んだりして勉強しているわけです。 しかしですねぇ〜、電子工作なんて中学校の授業でラジオ作った以来ですよ。なんも覚えちゃいないですってば。 で、今回勉強したものは「リレー」です。 今回の工作に必要なものは左の回路を持つ2cリレーだということが分かり、これを使ってイカリングと通常のポジションを切り替えようと思ってます。 |
このリレーを使うと、こういう回路でいけるんじゃないかと想像できるわけです。 13-14がスイッチになり、OFFの状態で1-9と4-12が接続されてます。つまり、これがデフォルトってわけです。 で、そこへCCFL(+イグナイター)を接続します。 CCFLはバッテリーの+端子から直接電源を取り、ヒューズ(5Aでいいかな?)を咬ませて安全策とします。 スイッチを入れると、5-9と8-12へ電流が流れるようになり、その場合は純正ポジション球へ流れるようになるわけです。(純正からの配線は描き忘れましたw) 9と12はそのまま車体へグラウンドされますので、必然的に−側の配線にこのリレーが入る形になるわけですが、こういうコントロール方法でいいのかな? でも、リレーの回路図は1→9(4→12)、5→9(8→12)の方向にしか電流が流れないみたいですから、−のほうで工作するしかないよな? |
アースを共用するのが嫌な場合、これしかないかな? 左は4つの回路を制御するタイプの4cリレー。 コレでやる場合なら・・・。 1-5-9と4-8-12でCCFLを、2-6-10と3-7-11で純正ポジションを制御します。 CCFLは1-9と4-12の端子で接続しておき、純正ポジションの配線は6-10と7-11の端子で配線しておきます。 2と3と5と8の端子にはなにも繋ぎません。 スイッチOFF時は1-9と4-12のCCFLが点灯し、6-10と7-11に接続された純正ポジションは点灯しません。そして、スイッチを入れて接点が切り替わると6-10と7-11に電流が流れるようになり・・・というわけです。 これならば、リレーを+側の配線に組み込むことが可能になるはずです。 ・・・こっちのほうがいいかな? |
どれだけ考えてもですねぇ・・・「これでいいのかな?できるのかな?」って風にしかならないわけなのですよ。 だって、作ったことないからこんなの! というわけで、実際にヘッドライトを作り上げる前にテストで作ってみないとダメだよなーって気分になってきてます。 必要なものは・・・上のリレー(×1)、スイッチ(×1)、ヒューズソケット(×2)、ヒューズ(×2)、ケーブル、コネクタ テスト用電源はAC100VからDC12Vの2Aを取れるものがありますので、コレで十分でしょう。 |
もっとちゃんとした描き方があると思うが・・・(3/20) |
---|
msts945氏の意見も踏まえて書き上げた回路図PART2。 水色のとこがリレーです。 結局、上の案で考えてたのを1個ずつ使うことにしました。 数字がグレーになってるとこには配線がされません。 上の回路図だとマイナスコントロールなのですが、致命的欠点として「イカリングが点きっぱなし」ってのがありまして・・・。 いや、電気の流れを考えるのが精一杯で、ただ描くのを忘れてただけなんですが。ww そこで、プラスコントロール式にして各回路ごとに独立管理をすることにし、「バッテリー」−「ライティングSW」−「CCFL/純正切替SW」−「ライトユニット」という作りで考えてみました。 これだとですね、純正側はケーブル切って、リレーの回路を経由するだけで済むんです。 あと、ヒューズは5Aで確定です。理由はリレーのコイルが許容電流量5Aだったので。 ・・・これで忘れ物はないと思うけどな・・・。 |
以上を踏まえ、買出し部品のリストアップ。 4回路制御用リレー×1、2回路制御用リレー×1、ヒューズホルダー×2、5Aヒューズ×2、スイッチ×1、ケーブル、端子 たぶんこれでOKのはず。 ケーブルに関しては誤接続を回避するため極力バラバラの色でいきたいですね。 ・・・バラバラの色・・・4cリレーが一番接続ケーブル多いのでそこを基準に考えると・・・・・・10色!?そんなに市販品の色はあるのか?・・・タグ管理にするかな?タグってあるかな??まぁ、とにかく探してみよう。 あとは、このリレー回路はエンジンルーム内に設置されることになるので、防水対策としてリレーを収納するケースが要りますね。そして、ケーブルはエンジン熱対策が必要だな・・・。 面倒だし、コルゲートチューブで覆って純正ラインっぽく収めるかな?w CCFL/純正切替SWは車内へ引き込む必要があるので、それに使うケーブルはそこそこの長さが要るだろうな。 ライティングSWはドコから取ればいいかな?HIDの時は、確かASSYへ繋がるコネクタ付近でなんか細工をしてた記憶があるので、そこを見てみようかな? |
買出しでGO!(03/21) |
---|
今日はさっそく買い出しに行ってきました。 こっちはスイッチ用の2cリレー。(@250円) |
こっちはCCFLと純正ポジションの回路を制御する4cリレー。(@270円) |
いきなり車で試すわけもいかないので、テスト用にLED買ってきました。 左のLEDソケットは470Ωの抵抗も入ってるので、いきなり電源に繋いでもOK。 LED、適当に選んできたのでカンデラ数とか分からないです。更にソケットは2個買ったのにLEDは1個しか買ってない罠。w LEDソケット(@210円) 白色LED(@70円) |
カラフルな耐熱ケーブルもありました。(@708円) ただ、7色しかなかった・・・。 もうちょっと種類がほしかったな・・・。 まぁ、マークを付けるとかして対応しよう。 ちなみに、一番最近触ったケーブルがアーシングケーブルだったので、こんな細いケーブルでいいのか?って思ったのは内緒です。w |
今回は各部品を全部端子で繋ぎます。 50個入りのですから、どんだけ失敗しても大丈夫でしょう。w ギボシ端子オス(@241円) ギボシ端子メス(@241円) ギボシ端子カバーオス(@162円) ギボシ端子カバーメス(@162円) |
一番悩んだのがコレ、スイッチです。 夜は光ったほうがいいだろうから・・・ってことで、光るタイプのスイッチを選んだのですが、これがまたいいなと思うのは高いのなんのって。 コストとデザインの狭間で悩んだ時間がすごかった。 で、とりあえず2個だけ買ってきました。 照光スイッチ(@147円) 押ボタンスイッチ(@441円) ・・・気に食わないとまた買いに行っちゃうぞ。(ぼそ) ・・・トグルスイッチの光るやつが・・・。(ぼそぼそ) |
12Vを用意しましょう |
---|
自作PCをやってると、こういうのがあると便利な時があるので、以前買っておきました。 |
←ここ注目。もー、バッチリです。 |
更に、自作PCやってると、こういうパーツには事欠かないんです。 |
そこで、こーして・・・。 |
こーします。w 黄色が+で、黒が−です。 |
テストしてみましょう |
---|
まずはLEDで。 |
こんなふうに無造作に繋いで・・・。 |
コンセントさせば・・・OK! |
ついでに、CCFL管のほうもテストしておこうということで取り出しました。 ・・・・・・あれ?この黒い筒は何だ? すっごくやな予感がするぞ・・・。 |
・・・・・・・・・・・・やっぱヒューズだった。orz 何のために5Aのヒューズ買ってきたと思ってんだYO! うー、うー・・・あのヒューズはリレーを保護するためのヒューズなんだ!そう、そうなんだよ!! ・・・っつーか、それしか用を成さないよね。 |
ケーブルの先端が半田処理されてるのは、今後の作業で邪魔なので、ぶった切ります。 |
で、こうしちゃう。w |
そして、点灯テスト。 ・・・・・・明るいよ、マジで。 この写真、フラッシュ使ってないのですが、わざとではなく、カメラがフラッシュ不要だと判断しちゃったんです。 LEDはフラッシュがポップアップしましたからね。 |
部屋の明かりを消すと更に極悪に。 |
同じようにLEDを撮影するとこう。 接写モードで撮影してます。 |
今回の買出しはこちらで行いました。 千石通商:http://www.sengoku.co.jp/ マルツパーツ館:http://www.marutsu.co.jp/ いや〜、CCFLってホント明るいものですね〜。まさかこんなに明るいとは・・・。(ぼそ) あとは、回路を一通り作って思ったとおりに動くか確認を行ってから、車に組み込みます。 5月には車検も控えてるので、ここまでのものを組み込んだ状態で車検通したいですね。 ・・・でも、となると4月中に作らないとダメなんだよな・・・。土日しかないから大変かも。(苦笑) ふと、エンジンルームを覗いてみたんですが、「リレーとか置く場所ないじゃん」って。 ってーこーとーはー、アレしかないかな〜?でも、アレは面倒だからなー。でも、残るスペースはあそこしかないだろー? |
存在を忘れてたともw |
---|
キラピカコーティングを施した後、さりげなく完全放置してました。 ブチルを落とさないとダメなんですよね、実は。 そして、それが一番面倒な作業だったりするんですよね、実は。(ぼそ) |
なので、今回はこんなツールで作業しました。 MacMiniを分解したときに使ったヘラとチャッカマン。 ええ、ヘラをあっためてブチルを柔らかくしながら削り落とすことで作業時間を短縮しようという作戦です。 これは正解でしたね。 今回はブチルの量が酷かったので、普通にやってられないので。 残るはボディのほうですが、あっちはお湯をかけながらやろうかなー?とか考えてます。 |
実際に回路を作ってみる(03/25) |
---|
だいたい方針が決まったので、まだ不足してるものを追加購入してきました。 これは出来上がった回路を収納するためのケース。 こいつにリレーを入れて防水加工(単にコーキング)をして車に取り付けます。 取り付けるので、ちゃんとネジを通す穴があるものをチョイスしました。 |
こんな風に収まればよいかと。 |
せっせとケーブルを半田付けしていきます。 |
上のを絵にするとこう。 4cリレーに繋がってるケーブルには混乱防止のためにマジックで印をつけておきました。 そして、この回路図の間違いも発見。w これだと、CCFL/純正切替スイッチのとこへ電気が流れてないよねー。(苦笑) 電気も流れずにどーやってコイルが電磁石になるのかなー? 実際はACCのラインから取り出してくることになるんだろな。 あと、純正ポジションラインは、普通にヘッドライトASSYのポジション球のとこへ伸びてるラインをぶった切って使うので、この図には描けないかな?と。 |
そして、ケースに収める。 |
ケーブルの出てくるとこには、ホットボンドでフタをしておきます。 ・・・処理へたくそでごめんなさい。 |
電源コネクタも改造して口を増やしました。 |
どきどきテスト |
---|
こんな感じに繋いでみます。 簡単に構造を説明すると・・・。 白い押ボタンスイッチがライティングスイッチで、その右にあるシーソースイッチがCCFL/純正切替スイッチ。 CCFLは4cリレーの9に繋ぎ、LEDは4cリレーの10に繋いでます。 電源は、CCFL用が2cリレーの5から入って9を経由して4cリレーの1へ入り、CCFLへ流れてGND、LED用は4cリレーの6から入ってLEDへ回ってGNDされてます。 |
ですから、押ボタンスイッチを押すと、CCFLが点灯します。 LEDは点灯しないのが正解。 |
その状態でシーソースイッチを押すと、CCFLが消灯してLEDが点灯します。 これでCCFLと純正ポジションの切替ができるというわけですね。 |
さーて、テストが上手くいったので後はヘッドライトを組み立てるだけですね。 そちらの問題はCCFLの固定方法なんですが・・・。 ある程度方針は決まってますが、上手く組立てられるかどうか・・・。 そして、新たな謎は照光タイプスイッチの明かりが点灯しなかったり、点灯しっぱなしだったり・・・。 なに間違えたかな・・・?もちょっとテストしてみよう。 ※(03/26追記)スイッチが光らない理由、判明。「おっかしいなぁ・・・」って色々接続して試してたところ、ほんのり焦げ臭いにおいが・・・。はい、12V直結したらランプが飛んだんですね。抵抗はさめってことですね。・・・今度買ってこなきゃ・・・。 |
本体のほうも作業しようね(03/30) |
---|
点灯制御のリレー系にメドが立ってきたので、ヘッドライトの加工も進めないとまずいです。 CCFLはここへ設置します。 採寸時はここの穴を通過するサイズになるはずでしたが、どこでどう間違ったのか・・・。 |
ここにケーブルが通るための穴を開けます。 |
そしてこう収まる。 |
こんな感じになりました。 |
あとは、ピアノ線を使ってCCFLを固定するようにしようかと。 |
イグナイタもここに固定する方向で決定。 こうすることで、エンジンルームに余計なものを置かなくて済みますし。 |
HIのほうのランプ交換もさほど邪魔しません。 |
ただ、こいつは防水性が皆無なんです。 |
で、バスコークでコーキングしました。 ・・・やりすぎだ。orz |
LEDのお勉強(03/31) |
---|
え〜っと、照光スイッチの場合、普通だとLEDに12V・ンAが流れますので、すぐに飛びます。 そこで、使用されてるLEDに合わせて抵抗を組まないといけません。 これは1.9V・5mAのLEDを安全に光らせるために必要な抵抗です。 抵抗はバーコードを読めば性能が分かるようになってます。 上の2本は紫(7)緑(5)黒(0)黒なので750Ω、下の2本は緑(5)茶(1)黒(0)なので510Ωですから、これを直列で繋げば・・・2520Ωになります。 |
こちらは緑(5)青(6)黒(0)が2本なので、1120Ωになります。 3.4V・10mAのLEDを光らせるために必要です。 上の枠で説明し切れなかったのでここで抵抗の計算式をば。 (電源電圧[V]−LEDの順電圧[V])÷LEDの推奨動作電流[A]=抵抗値[Ω] なので、この場合の計算式は・・・ (14.4V-3.4)÷0.01=1100 となるわけです。 |
2.1V・20mAのLEDを使うには、615Ωの抵抗が必要なので、青(6)赤(2)黒(0)の抵抗を選びました。 ちなみに、なんで抵抗計算式の電源電圧が14.4Vなのかというと、オルタネータの発電電圧を基準に計算してます。 バッテリーの12Vで計算するとダメだってネットの記事で読んだので・・・。 そして、それをちゃんと考えなかったために抵抗を買いなおす羽目に・・・。orz |
同じ1.9Vでも、推奨動作電流が20mAになると抵抗値がぐっと下がります。 青(6)灰(8)黒(0)の680Ωです。計算すると625Ωだったんですがね・・・店頭在庫がなくて。 え〜、余ったスペースでバーコードの読み方補足。 4本目のバーコードは「乗数」を示します。今回はみんな黒(0)なので読んだ数字そのものです。ここが赤(2)だと0が2個になります。 右端の茶(1)は抵抗値の誤差を示し、この場合だと±1%です。 |
2520Ωの抵抗はこういう風に繋いでみました。 考えなしに直列に繋ぐのは難しいと思ったので。 |
1120Ωのほうはこんなふうに。 |
買いなおしたスイッチにこういうふうに接続します。 電気は青から入って、スイッチONで白へ流れていきます。 そして抵抗でLEDの+へ繋いで−からGNDします。 余談ですが、この接続を理解するのに、店頭のサンプルを眺めまくりいろいろ考えてました。 以前に作ったスイッチのケーブル配線は、何も考えてないことがよく分かると思います。w |
無事成功。 |
もう一つ買ってきておいたスイッチも組み立てて動作確認。 このLEDが5mAで動く極悪品です。 |
こんな3点スイッチも作ってみました。 |
片方へ倒すと・・・。 |
反対へ倒すと・・・・・・ってなんでLED赤いの!?ここは緑色になるはずじゃ?? ・・・どこで間違ったかな?(汗) 回路的にはコレでいいはずなんだけど・・・半田ごてでこねこねしてる間にやっちゃったかな・・・? ま、レバー倒れてる方向で左右は判断できるだろうからこれでもいいか・・・。 正直、もう一度スイッチ作るのがめんどくさい・・・。 |
ちなみに、上のスイッチで動かすリレーがこちら。 1aのON/OFFリレー2個です。 ただ、乗せるのにちょうどいい基板がなくてこんな状況に・・・。 邪魔な部分を切らないとね。 |
通常は糸鋸とかで切るそうですが、そんなものなかったので、ドリルで穴を大きくして・・・。 |
パチンと切断。 非常に簡単です。 |
え〜、最後のほうに出てきたスイッチとリレー。 いったいナニを目的にしてるのか分からないかと思いますので説明を。 『イカリングを左右独立で点灯させてみよう』 これが計画その2であり、普通にイカリングを作るだけじゃ面白くないよねというお遊び部分です。 漠然と思いついたものの、これをうまく回路図に起こせずなんだかんだと悩んだ部分であります。 そして、例の3点スイッチ最大の問題点が発覚・・・「これってどーやって固定すりゃいいんだ?」 |
黒いヘッドライトPART2(04/01) |
---|
前回はクリアパーツにスモークをかけただけでしたが、今回はもっと根本的に黒くしたいと思います。 ・・・というわけで、メッキパーツにつや消し黒をスプレーしました。 |
CCFL管を固定するピアノ線には熱収縮チューブを被せて目立ちにくくします。 ・・・つかですね、しばらく放置してたらサビのようなものが浮いてきてて、「このままじゃヤバい」って思ったのも理由の一つです。 |
こんな感じで固定しました。 ピアノ線は裏面でコーキングしてあるだけ。 ケーブルは裏面でテープ留めしてあるだけです。 けっこうキツめに作ってみたので、コーキングもパテも必要ないレベルで仕上がってます。 コーキングしたのは、防水・防塵目的でピアノ線の固定という目的は持ってません。 言い換えれば、それぐらいキツめに組んだということです。熱収縮チューブを巻いたことで、CCFL管も傷つけませんでした。 |
で、クリアパーツに取り付けて点灯確認。 こんな感じで光りますよ。 ちなみに、クリアパーツには今回もスモークをほんのりかけてみました。 |
純正ポジション球とウィンカー球がつくパーツは、油性マジックで黒く着色。<超手抜きw |
ここまでやればボディ側と合体してもOK。 あとは裏面にイグナイタを取り付けて、配線をちょっと加工すると完成です。 |
ふう、遂にゴールが見えてきました。 次はいよいよ車に取り付ける作業になりそうですよ。 CCFL管の固定に手間取るかと思ってたのですが、想定以上の仕上がりでいけたのが良かったですね。 仮組みのときは外側から掴むような形を想定してましたが、内側から掴むようにして外側へ引っ張るようにしたほうが固定しやすかったので、そっちのほうへ方向転換したとたんにピシッと決まりました。 |
準備の仕上げ(04/06) |
---|
ここを埋めないとだめですね。 |
リレーも防水しておかないと。 |
イグナイタも両面テープで貼り付けて、インシュロックタイで縛ります。 左右ともこのようにしておきます。 |
いざ、とりつけ!(04/07) |
---|
・・・って段階になって、イグナイタの取り付け方法に修正がかかりました。 横方向だったのを縦にすることになりました。 やりたくない方向だったんだけどね・・・。 |
原因はこいつ。(`д´#) |
リレーは色々悩んだ末にこんな姿に・・・。 |
美しくない・・・。 っつーか、こんなものを置ける場所は”エンジンルーム”の中にはないんですよ。 |
そして、悩んだ末にこんなとこへ収納。 どこかって? ”右フロントフェンダーの中”だ!! ・・・面倒なトコへ突っ込むことになったなぁ・・・。 |
配線がいろんなとこから終結し、リレーへ向かっていきます。 はい、こんな状態で放置することになってしまいました。 だって、日が暮れちゃったんですもの!!orz 一日で終わるつもりだったのに、こんな中途半端で放置することになるなんて・・・。 このあたりは来週綺麗にします。 |
外見だけはなんとかした。 |
---|
インナーフェンダーを外したりするのに時間がかかったのが完成しなかった原因ですかね〜。 とりあえず、走れる状態にはしました。 バラしたまま一週間放置するわけにはいかないですしね〜。 で、左の姿になった自分の車を見た感想。 「・・・なんか、ずいぶん印象変わったな・・・」 |
ポジション(CCFL)ON! 意外と前に光が飛ぶわけではなかったですね。 しかし、いままでとは印象が違いますよ。 プロジェクターのレンズに、CCFLの光が映りこんでるのでなんかリングが二重になってるように見えます。 ちょっと面白い。 |
LOWビームON!! ・・・はい、CCFLはなかったことになりました。w ポジション球が光ってないので、丸い光になるのがちょっと新鮮でいい感じかな? |
HIビームON!!! 実はLOWとHIが同じトコ(高さ)照らしてます。 光軸調整しないと公道走れないです。w 完全に迷惑車両。ww |
現状報告です。 とりあえず、通常の操作でCCFLが光り、LOW/HIビームの切替も一通りいけます。 スイッチでのCCFL/通常切替、ウインク機能ON/OFF、左右ウインク操作ができません。 だって、スイッチ組み込んでないし。w 2個分のスイッチを車内に引き込むためのケーブルがなくなったし。(「余裕もって」を心がけてたら使いすぎました。w) とりあえず、足りないものを来週買い出して本当に仕上げといきたいです。 ゴールはあと一息だ!! |
配線見直し(04/15) |
---|
前回、日が暮れるということでいい加減に処理していたところを直していきます。 各リレーの−端子はみんなまとめて一つにして・・・。 |
フェンダー内のここへ落とします。 エンジンルームへ配線を見せないことで綺麗にまとめる(ように見える)のが狙いです。 |
リレー回路はコネクタ部をバスコークで防水処理しておきました。 |
そして、各配線を整理してコルゲートチューブに収め、この穴からフェンダーへ突っ込む! |
すると、こんなに見た目が綺麗になりました。 はい、見た目だけです。 その分、フェンダーの中がすごいことになりました。w なお、万が一点灯しなくなったりして回路を見直すことになったら、インナーフェンダーをいちいち外して作業する必要ができてます。 もう、そういう仕様だということにします。(ぇ |
ヘッドライトのほうも、今後の整備性を考慮して4極コネクタに変更。 |
これがCCFL/純正切替の肝の部分。 |
顔つきを変える |
---|
そんな作業の最中、オークションで購入したRFRBグリルが到着します。w とりあえず、取り付けてみたりするテスト。 |
いよいよ車内の配線に・・・ |
---|
なんか、こんなことをしてみたりします。(ぼそ) |
だって、このほうが見栄えいいでしょ? そう思って前日の夜に作業しておきました。 |
さて、CCFLの電源はこんなとこから拝借してます。 クリアランスランプのヒューズです。 |
CCFL/純正の切替スイッチはメーターパネルにあるロッカスイッチのカバーを加工して組み込むことにしてました。 ・・・が、外して分かる衝撃の事実。 こんな形してたんだっけ・・・?(汗) |
いいかげん日も傾いてきて頭にきてたので、無理やり破壊して取り付けました。 もう、ドリルで穴開けたりニッパで切ったり。 |
スイッチの電源はここから取り出し。 いっぱいスイッチがつく予定なので、みんなまとめて処理してます。 |
取り付け位置はリアのデフォッガスイッチの隣です。 通常時はこういう感じで・・・。 |
スイッチオンで純正へ。 写真には写ってませんが、ちゃんとスイッチの先端が赤く光ってますよ。 |
・・・・・・また日が暮れて作業が完結しなかった・・・。orz まぁ、途中で買出しに行ったり、ディーラーへ部品発注に行きついでにいろいろ聞いたりしてたのもあるのですが。 そのディーラーでメカマンから聞いた話を少し。 「今、こんなことして遊んでるんですが、車検は大丈夫ですよね?ポジション球は白じゃないとダメって聞いたんですが」 「白とか青とかよりも明るさが問題です。明るすぎるとアウトですね」 「・・・え?!明るさですか」 「私は検査官の資格持ってないのでここで判断できないんですが、測定器で測定して一定の明るさを超えるとダメなんですよ」 「ほえ〜っ」 「リベラルからBP/BL用のイカリング出てるじゃないですか」 「はいはい」 「あれって純正ポジションを生かしたままイカリング点灯させてるんです。わざと暗いイカリングにして車検対応にしてるんですよ」 「そーなんですか!?」 「オークションに出てるイカリングありますよね?あれ、半分以上が明るすぎて車検通らないんです」 「うわ〜。んじゃあ、このイカリングも持ち込んでみないとなんともってことなんですね」 「検査官にもよりますけどね」 ・・・という、非常に参考になるお話を聞けました。 ポジション球でもそれなりの明るさを求めてた時代もあり、この話はちょっと新鮮というか今までの自分の知識をひっくり返されたというか・・・。 純正切替スイッチの機能を組んだことでなんとかごまかせないだろうか・・・。ww |
決着!(04/22) |
---|
ウインク機能のスイッチをドコに組むか悩みに悩んだ末に・・・。 |
こんなのを作りました。 |
そして、ここへ穴を開け・・・。 |
こうインストール。 |
そして車にとりつけます。 左のスイッチがONになると、ウインク機能が使えるという設計。 |
明るいところで撮ったのでわかりにくいですが。w 右に倒すと右だけ点灯。 |
左に倒すと左だけ点灯。 この状態でも左のシーソースイッチを切れば両方点灯に戻ります。 |
あ〜、長かった・・・。 正直、こんなにかかるとは思ってなかったです。 まぁ、土日をフルで使えない週が続きましたしね〜。 一応、満足いくところまではできたので、残りは車検を通れるかというところ。 車検対応DIYを目指す身としてはこれが最重要課題とも言いますが。 |